きらきらのてっぺん

たとえいまはふたしかなものでも

♡♫Make it

Love-tuneは、出会ってしまったんだろうな。

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これは、今までの好きを集めた担降り表明の記事でも、うわさの契約問題についての言及をする記事でもありません。ただ現状に対しての想いの記録です。

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2018年11月30日、PM7:00頃。わたしは自担の主演映画を観るために映画館に居た。チケットを発券して、買えてなかったグッズが再販されていたのを買って、劇場に入ろうとしたそのときだった。ざわめくTLに何かを察して情報局へとログインした。「Love-tune」に関するお知らせ、という記事。夢中でタップする。すぐには頭なんて回らなかった。混乱した。放心した。呆然とした。何も考えられない頭で映画を見た。スマホが気になって仕方なかった。どうしたらいいのかわからなかった。

 

Love-tuneというユニットについて

退所する。それも7人全員が。当たり前だがそれは、非常に悔しいことであろう。「ジャニーズらしくない」を極めながらも、だからこそ「どこよりもジャニーズに拘っていた」のがLove-tuneだったとわたしは思う。ジャニーズで夢を叶えることが1番の目標だったはずだ。それが前提だったと言い換えてもいい気がする。ジャニーズから離れたかったわけでは、きっと、絶対に、ない。それでも、彼らは退所を選んだ。その理由や、何が起こっていたかなんていうことにはわたしは興味ない。そこを知ったところで、もうLove-tuneというユニットが帰ってくるわけでもなければ、悪い噂と彼らの名前がついて回ってきてほしくないからだ。

でも、「そうまでして守りたかったものが何か」は知りたい。何か譲れなかったものがあったから、人生の半分をかけて未来もかけて続けてきた仕事を辞めるという選択をしたのであろうから。「7人でやること」だったのが、「メディアへの露出」だったのか、そうは言っても知る由はないが。そして、今もそれが守り続けていられていることを願う。彼らは大事なものを守り抜いたと信じたい。

全員退所。そしてそれが公式HPで発表される。何日付で退所となるのかも、名前とユニット名と共に発表される。それは、すごいことだ。そこを誇ったところで何にもならないし、美談にするには代償が大きすぎると思うけれどそれでも。Love-tuneというユニットがなくなるわけではなく、誰か数人がいなくなるわけでもなく、全員で区切りをつけたことはどうしたって特別に感じてしまうよ。みんな、Love-tuneのメンバーとして辞めていく。最後までLove-tuneとして存在してLove-tuneとして終わっていくその選択は、どこまでもアイドルで彼ららしくて心の底から愛おしいよ。終わり方を褒めたくなんてない。終わってほしくなんてない。終わること自体がおかしい。だけれどこの線引きは、ジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」としては最高のエンディングだったのではないかと思う。メリーバッドエンドというのか、ハッピーエンドではなかったけれど、本人たちのプライドと意思が感じられた。それは、Love-tuneが好きな者としては幸せなことだったと思う。ありがとう。

さらには12月1日付けのらじらー!サタデーにて、安井くんの口から「うやむやにはしたくなかったので、会社と相談して発表をさせてもらいました」という説明があった。もしかしたらLove-tuneの最後の戦いで勝ちとったのが、あの発表だったのかもしれない。そして、「ファンの皆さまの声は届いていました」とも続けてくれる。Love-tuneが好きで、熱望しているファンの思いは届くべくところには届いていたのかもしれない。彼らの背中を押せていたのかもしれない。そう思えることで救われるたくさんの人がいることを、彼らもわかっていたのだろう。謝らせて、ごめんね。

 

大切な名前も、曲も、衣装も、ロゴも、キャラも、夢だって、すべてここに置いていかないといけないことがとても口惜しくてならない。どうすることなんてできないのに、「どうしよう……」とぐるぐる回る。「夢のような景色、時間を見させていただきました」という安井くんの言葉に、その夢の終わりを感じてなんとも切なくなる。終わってしまった。それは紛れもなく事実で、受け止めなければならない。

でも、それを受け止めたうえで好きでいようと思えた。Love-tuneの映像は、いつ見返したって新鮮にカッコイイ。何度見たものだって、大好きだって思える。こうなってから見たCALLもやっぱり最高にかっこよかった。もう更新されないけれど、好きでい続けることはできる。無理に蓋をして好きな気持ちを終焉に向けていくのではなく、11月30日までのLove-tuneをずっと好きでいようと思った。今後のことはわからないし、そことは切り離して考えても尚。もっとおばさんになってもきっとずっと、10月12日のCALL初披露の映像を見ているんだろうなぁとか。それをもしかしたら「亡霊だ」と言う人がいるかもしれないけれど、終わったことは承知の上で好きを保存していたい。いつ見ても、やっぱ好きだな!と思いたい。そう思える終わり方でよかった、というのがせめてもの救いだった。いろいろあって受け入れられなかった日々もあったりしたけれど、それでもLove-tuneを好きになれたことは何も間違ってなかった。きっとずっと大好きでいられる。

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安井謙太郎くんについて

安井くんへの想いが、一番難しい。Love-tuneになるずっと前から彼のことを見てきたけれど、そのすべてがここでおしまいになるということ。やっぱり、らぶ担としてのわたしと、安井担としてのわたしでは、少し思いが異なる部分だってある。安井くんが今までジャニーズで培ってきた功績も、評価も、交友関係も、魅せてくれたものや、見たいものだって、すべてがわたしの目に映らなくなる。「まさか自担が」というのがいつ訪れるかわからない世界。そんなのわかってた。わかっていたのにそれでもどうしたって他人事だった部分はあったんだなと気づかされてしまう。安井くんがいないジャニーズが、4ヶ月後にやってくる。

初めて安井くんを見たその日から好きだった。最初だけかと思っていた熱は止まることなくもう5年以上の年月が流れた。わき目も振らずに安井くんだけを見ていた。最初で、最後の自担となった。ここまで安井くんのことを一途に好きだと思えた自分のことが好きだと思えるほどに、わたしは真摯に安井くんを応援していたと、これだけは胸を張って言える。

他のメンバーが年内には辞めていく中、安井くんには3月いっぱいまでのラジオの仕事が残されている。それはきっと、彼の誇りだろう。辞めていくみんなを見送りながら、自分の努力で掴んだラジオの仕事を精一杯勤める。ひとり残る安井くんへの重圧に、ここで頑張ったところで未来が決まっている現実に、それならいっそみんなと一緒に辞めてほしいとさえ願ったりもした。でも安井くんは、絶対にやり遂げたいのだろうなとも、思った。「自分には特に秀でるものはない」……数年前、そう言っていた。そんな安井くんが努力して手に入れたものがMCという立ち位置で、ラジオの仕事へと繋がっていった。わたしはアイドルとしての安井くんを好きになったから、MC担当と言われることが嫌だと思ったことも何度もあった。でもそのおかげで、こんなにも必要とされてこんなにも愛される存在となれたのだと思っている。安井くんは自分の努力で自分の居場所を、存在価値を手に入れた。そんなラジオの仕事だから、中途半端に投げ出すのはジャニーズJr.の安井謙太郎の人生に失礼だと思ったし、わたしもしっかりと見届けなければとすぐに思い直した。これは、彼のプライドだ。全員を見送って仕事をやり終えてからなんて、なんとも安井くんらしい。

 

わたしはジャニーズJr.の安井謙太郎しか知らない。そうでなくなった安井くんを今と同じように好きでいられるかはまだわからない。だから「どんな選択をしても一生ついていくよ!」なんて軽々しくは言いたくない。だけど、ジャニーズの安井謙太郎のことが本当に本当に大好きだというのは、もう消えない。最初から最後まで大好きなまま、ジャニーズとしての活躍を見届けることができる。とても幸せなことであると、そう思うしかない。

NHKホール、EXシアター、シアタークリエ、帝国劇場、日生劇場横浜アリーナ大阪城ホール、東京ドーム……まだまだ数えきれないほどのステージに立ってきた。テレビにも、ドラマにも、映画にも、ラジオにも、あまた活躍してきた。きっと何百もの曲を歌い踊り表現してきて、ひとつひとつに思い入れがある。全部、もう見られない。その事実がずんと重くのしかかる。笑顔、仕草、歌声、ファンサ、全部が好きだった。どうしたって、それが終わってしまうことは悲しいよ。まだ受け入れられなくて涙すら出ないほどに、悲しい。

けれど、今いちばん辛いのは本人に決まってる。不安に思っているだろう、後悔だってあるのかもしれない。戻りたい時間や、憤りだってあるのかもしれない。絶対に、絶対にそんなのは見せないけれど。わたしたちはもうだめだ、と思えばいつだって離れられるけれど、安井くんにとっては逃げようのない自分の人生なんだ。ジャニーズが好きで、大学進学も諦めてジャニーズに賭けていた安井くんだからこそ、ここにいたかったに決まってるよ。でも決めたんだ。歩みだすことを選択したんだ。それならその選択を否定するようなことなんて絶対に思いたくない。悲しいことは悲しいけれど、後ろ向きな悲しさじゃない。ジャニーズの安井謙太郎を好きなまま終わりを迎えさせることへの決意だ。あの時に戻りたいとか、先に進みたくないとか、ここにいてほしかったなんて、そんな言葉今の安井くんに届けたくない。決まったことには、気合と覚悟を持たなければならない。

ジャニーズに所属する安井謙太郎へ、しっかりとありがとうの想いを最後まで。わたしの最高の自担です。ジャニーズ事務所であなたを見つけられたことが、人生最大の幸福だった!あの日、初めて少年倶楽部であなたを見たその日のことが今でも思い出せます。こんなに誰かを応援できたのは27年間生きてきて初めてのことでした。あなたがジャニーズだったから、こうして好きになることができたし、あなたがジャニーズでここまで頑張ってきてくれたから、こんなにもずっと大好きの想いを抱えたままでいられました。本当におつかれさま、ありがとう。

と、記すけれど契約上はあと約120日ジャニーズの安井謙太郎は続くわけで。新しい仕事はないと思うけれど、これからの4ヵ月が笑顔ばかりの日々となりますように。そんなジャニーズの安井くんからもらえるたくさんの幸せも、わたしはしっかり享受します。そして願わくば、このカウントダウンの期間に今まで関わってきたたくさんの戦友たちからの愛を感じられますように。昨夜のラジオでは、すっかり頼もしくなった優斗くんのあたたかな愛と、どこにいても心は繋がっている風磨くんからの男の友情をしかと感じられた。大好きな人の周りに、素敵なひとがたくさんいることは本当にうれしい。安井くんにも絶対にすべての愛は届いてるんだろうな。わたしもあと4ヵ月でどれだけの愛が返せるだろう。

今後のことはわからないと書いたけれど、安井くんを好きな気持ちを終わらせるつもりは今のところない。安井くんは表舞台に立ってくれるとわたしはそう信じてしまっているから、別の夢として続きが見られるのなら応援したい。ついていくしかない、だって好きだもの。安井くんが新しく見せてくれるであろう景色に、わくわくだってしてる。こんなこと起こると思ってなかったんだもん、なんて刺激的でドラマティックなストーリーなんだ!だからちゃんと、悲しいだけなんかじゃないよ。このまま埋もれていくよりもよっぽどいい。わたしの願いはずっと変わっていない。「安井くんがもっともっと多くの人に愛される存在となりますように」

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未来はわからない。わからないから、色んな考えの人がいる。好きな気持ちにピリオドを打つひと、これからも7人で夢の続きを見れると信じるひと、つらくて何も許せないひと、なんでもいいから好きなひとをこれからも応援したいひと。何かが起こるたびにこうして同じ方向を向いていたはずのひとたちが、小さな選択の分岐で意見が割れて反発し合うことが、わたしは1番悲しい。何を選んでも間違いじゃないし、本人たちの今も未来も何もわからない。意見が違うことを否定しないでほしい。本人たちの選択はもっと否定しないでほしい。根底にある「好き」が一緒なのだから、みんなで乗り越えてそれぞれの道へ進めたらいいね。

はっきりとしない未来に不安で渦巻く日々がもう少し続いていくと思うけれど、やっぱりわたしもまだ夢をあきらめたくないな。これでおしまいにするにはあまりにもったいなすぎるよ。彼らが活動しやすい世の中でありますようにと祈っています。どんな道を選ぶのかわからないし、どこかで幸せになってねと願えないことが申し訳ないけれど、わたしと彼の願いが同じ道に進むことで、これからも応援し続けていけますように。

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いつの間にか、そして今でも歌詞もメロディーもしっかりと思い出せるこの歌が、また聞けるときが来るといいなぁという願いを込めて。

きらきら舞い散るよ 幾千もの願いが

僕らを導いてくれる みてみて

溢れ出す光が 僕たちを繋いでくよ

もうひとりじゃないんだほら 世界を変えていこうか

We can make it a whole new world

始まりのステージへ


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