きらきらのてっぺん

たとえいまはふたしかなものでも

180325.Love-tune concert in YOKOHAMA ~superman~

彼らの決意と信念、仲の良さと頭の良さ、優しさと強さ。そして愛がたくさん詰まったコンサートだった。そして何よりそこにあるストーリー性がきちんと一本化されていて、ただ曲を披露するだけのコンサートではなかった。その安井くんも自慢していた「メッセージ性・ストーリー性」も追いながら、忘れないように、1公演限りの公演をまとめてみることにした。※記録はすべて私のメモと記憶によるものなので曖昧であることはご了承ください。かなりニュアンスですし、抜けもあるかと思います。安井くん中心ですので悪しからず!

 

Love-tuneのファンはひとめでそれがわかる場合が多い。グッズに、今回発売されたバンダナと、以前のZeppのときに発売されたTシャツがあるから。思い思いに頭や腕、髪、カバンなどに巻かれた美勇人くんデザインのバンダナで応援していることがわかりやすいのが、らぶ担の強みだなと今回合同公演で強く感じた。単独公演は当たり前にそんならぶ担で横アリが埋め尽くされていて、単純にそれだけでぐっとテンションが高まった。そこかしこから聞こえる期待の声、モニターに移される「Love-tune」の文字。早く始まってほしいような、ずっとワクワクしていたいようなそんな空間の中で、暗転。いよいよ始まると歓声が上がる会場。

 

オープニング

映像が始まる。それはJr.祭りの合同公演で流れるものとは違うもので、まるでデビュー組のそれと変わらないくらいにこのコンサートのためにきちんと作りこまれた映像で、わたしはそこでもう鳥肌が立つ。たった1回きりのコンサート、本人たちのやる気どうこうではなく、どこまで作りこめるのかと思っていたそれが、払拭された。この1公演にすべてをかけた公演が始まると確信した。

内容はきちんとメモっていたわけではないのでざっくり。夢を持つ少年が、「僕はスーパーマンになりたい。けれどそんな夢を持つことを馬鹿にされる」「夢を持つことは間違いなの?諦めないといけないの?」と問う。それに応えるLOVEと名乗る声が、「私はあなたの夢を応援します」「夢を叶えるためには人間の喜怒哀楽を知らなければならない」と言う。「これから夢を追う7人の若者が人の心を動かしていく」と紹介。暗転。

マンションのようなセットの一部屋ずつに順番に登場。真田くんから始まって、最後は安井くん。部屋がメンカラに光る演出もすき。全員出てきたら明るくなるステージ。下で準備万端の楽器組。安井くんの「行くぜ横浜ーー!!!」の煽りにペンライトを挙げた瞬間に始まるイントロ。

 

■CALL

やっぱり1曲目に持ってきた!しょっぱなからグンと高まるボルテージ。「めいくさむのーーいず!!」で騒ぎ「Hey!」もかんぺき、OMG後の「フゥ~~~!!!!」も慣れたもの。わかりきったC&Rなのにどうしてこんなに楽しいのか!!なにより、打点の高いらぶ担のペンライトが、「Hey!」と一斉にノルそんな横浜アリーナを見てしまったら涙ぐまないわけがなかった。

7人の勢いと熱、応えるファン、それは今までのライブハウスで見ていた距離感とまったく変わらない。後のMCで真田くんが言っていたけれど、「ライブハウスや劇場でやらせてもらうことが多かったから、この規模でみんなが盛り上がってくれるか不安だった。でも出てきた瞬間にその不安はふっとんだ」。まさにその通りだったと思う。

あと、CALLのピンク衣装のジャケットがマイナーチェンジしてた。やすいくんはピンクのふりふりが首のところについた。長妻くんはきらきらしたベールみたいなマント?のようなものがついたし、萩谷くんと顕嵐くんは黒いふりふりが追加されてた。他3名はわからなかったし終演後該当担に聞いてもたぶん変わってない・・・?とのことだったから大きな変更はなしかな?全体的にすっきりしていた印象からちょっと派手になった感じがある。こ、個人的には前のままのほうが好きだった・・・(笑)

 

言葉より大切なもの

これがさ~~~私にとってもおそらく安井くんにとっても大切な曲だから、CALLの次に選んでくれたことがもっのすごく嬉しかった。諸星くんの♫こーとーばよりもたいせつなもの「…ここにはあるよなぁみんなー!?」\そうだーーー!!!//最高。♫疑うことなく旅する雲が素晴らしい今日も♫までを私たちに歌わせて、♫あなたよりも大きな愛は他にはないんだよ♫ってこっちに向かって手を伸ばしてまっすぐに歌ってくれるLove-tuneにここまで泣き通し。♫例えばの話~♫からのやすあらラップも相変わらずかっこいいし、何より2012年にバカレア括りができてそんな中戦ってた安井くんがよく歌っていた曲だから、Love-tuneになっても大切にしてくれているのが嬉しい1曲なんだよなぁ。

 

T.W.L.

もう慣れたものな冒頭の♫あっあっ~あっああっあ~♫の練習から。もちろん「調子どうよ!」\どうもこうもないよ!!//は健在。慣れた曲で、そしてただ見るだけでなくこちらも参加するバンド曲でファンをあっためていけるのは、Love-tuneならではの大きな武器だなぁと感じた。あとやっぱりこの曲のみゅうたろう背中合わせがだいっすき・・・。

 

T.W.L.が終わるといったんはけて暗くなる会場。すぐに現れるLove-tune。黒い新衣装を身にまとって花道を通りセンターステージへまっすぐ前を見据えながら凛々しく歩いていくんだけど・・・そのBGMが、Zeppのオープニングでかかってたやつだったんですよ。。ZeppでとろけたLove-tuneの看板(美勇人くん的表現)が徐々に上がっていくあのときのBGMと一緒で、心の奥底からテンションの上がる感じがしてため息をついた。

Zeppよりも数倍大きな会場を歩くLove-tuneが堂々としていて、めちゃくちゃにかっこよかったよ・・・。そうか、あれからまだ半年も経ってないんだね。なんてことを考えていると一瞬落ちる照明。

 

Crystal sky

祭り合同で披露された新曲。ダンスナンバー。メリハリをつけたダンスとくるくる変わるフォーメーションがとんでもなくかっこいい。安井くんの高音も楽しめるのでボーカルラインだけじゃなくてハモリにも耳を傾けてほしい曲・・・。メンバー全員に魅せ場があるのもかなりの高ポイントだと思うな~。いいパートが分散されているし、ダンスパートの美勇人くんセンターの逆V字はあれ、みんな目が覚めるほどのかっこよさでしょ。。。Love-tuneのスキルがあるからこそ、ここまでの完成度になったなと思うから、これが合同でも披露できていたのは良かったなぁ。

 

Masterpiece

Love-tune容赦ない(1回目)。曲終わりまったく途切れなくまさに息つく暇なく始まったマスピなんてもう、らぶ担からしたらかっこいいことが約束された曲すぎて高まる鼓動が止まらない!センステで踊ってから花道通ってバクステへ。

萩安タイムももちろん健在・・・。今回は安井くんの♫~君と笑い合えるPlace♫で萩ちゃんと交差しながらお互い顔を見合わせて笑っているのがもう、もうその時点で・・・。そして背中合わせからのハイタッチ。何度見てもここは最高にエモい。そしてもろみゅアクロからの飛び出してくる顕嵐くんはLove-tuneの強さを凝縮してるな~と。その後の横並び一列でのサビも最後までものすごい迫力。バンドの次にこんなかっこよさ見せつけてくるLove-tuneさんはんぱないなぁ・・・。

 

MU‐CHU‐DE‐恋してる

美勇人くんのふにゃんふにゃんの「魔法をかけちゃうぞ♡」の煽りで始まるのがかっわいいすぎる。。。おなじみのハートを作ればもう大歓声!♫~恋の魔法ほらかけてあげーる…横浜♡ってかわいく歌う安井くんはやっぱりずるいな~~。途中からリフター使ってた(この曲だったよね?!)んだけど、安井くんってばリフターにちょこんと座って歌ってて、はちゃめちゃにかわいかったな。。

あとね、♫あいみーすゆーどんなときも~♫の安井くんが、歌い終わったあとはにかんだように目線外してふにゃんと笑ってて、あーちょっと浮かれちゃってるな~てのが丸わかりでかわいかった。。Zeppではけていったときの笑顔みたいだった。本当に浮かれちゃうとわかりやすくって、しかもふにゃふにゃになっちゃうのいとしい。それと、やっぱり「らーぶ!」のC&Rは楽しくてかわいい。全部かわいいしか言ってない!!!!

 

ラブメドレー(ずっとLOVE→愛を叫べ→LOVE YOU ONLY→君にHITOMEBORE→おーさか☆愛・EYE・哀→アイアイ傘→愛ing→Love so sweet)

全部1サビぐらいずつ。Love-tuneってかわいい名前をもらったからには、愛やLOVEのつく曲たくさんやってほしい!って思っていたファンは多かったと思うから、これすごくよかったな~。Love-tuneならでは!だし。アイアイ傘がうわさのあらみゅ。わたしはらぶゆーおんりーで肩組んでべったべたにくっついて歌うやすれおがかわいかった。。。

 

This is Love Song

そんなラブメドレーの締めくくりがこの曲!残念ながらフルではなく2番のダンスVer.から。本当にこの曲は幸せになる曲だね・・・。安井くんの好きになっちゃう♡はこの日はかわいくウインクしていたかわいい・・・。落ちサビでぎゅーってなるのも合同のまま。メンバーが笑顔で思い思いにくっついてるの見ると多幸感で涙が出てくる。曲中のアイコンタクトもこの日はすごく多くて、安井くんは美勇人くんや諸星くんとよくアイコンタクトしてた◎

途中で手書きのメッセージが映し出される演出もニクいな~。安井くんは「これからも俺ら7人とみんなで幸せになろうね♡ けんちゃん」であったと思う。。ちみっこい丸文字でひらがな多くてかわいかった。他のメンバーもファンへの愛のメッセージを。覚えている範囲だと、美勇人くんの「ずーっと好きぽよ」と、長妻くんの「俺とデートしようよ。連絡先はこちら」みたいな感じ・・・だったかと・・・。

 

烈火 【

最初にZeppのときに流れた、ユメアイの烈火を編集した映像が流れる。Zeppでは入ってなかったナレーション付き。ユメアイ烈火前の「いつの時代もなぜ人は争い~」のような内容。映像が終わると出てきたLove-tuneは、ハピアイで着てた金の着物を身に纏っててかっこよかった・・・。

しかもなんと言ってもこの烈火、1番終わりの3人のダンス後に殺陣をはさむ!センステで剣を交らせるさなみゅ、そこに割って入る諸星くん、(途中布をひらひらさせてたやすあらは天女だった)、最後に安井くんも剣を持って登場してやっと、「Are you ready?」で2番のバンドへ・・・!そもそも6分超えの大作である烈火がさらに超大作になっていて感動!2番はカットされがちだったけど、今回はもちろん披露。真田くんの「狂っているんだーー!」(ギターぎゅいーーん)もちゃんとありました!

サビから赤い羽根が舞ってるんだけど(のちに紅白の羽根になる)、これが血しぶきを意味しているんじゃないかという説を聞いてなるほどと唸った・・・。おそらくこの【哀】の感情では「戦争の哀しみ」を表現しているのだろうと思っていて、それはこの次の曲へと繋がる。

 

Triangle 

今回のベスト盤のような公演の中で、唯一のオリ曲以外で初披露の曲(ラブメドレーのワンフレーズは除く)。バラード、1曲は欲しかったから嬉しいし、何より全員の歌がうまいから染み入る。出だしの諸星くんは、本当にバラード映えする歌声だね。。そしてこのTriangleも戦争の哀しみと、平和の願いが込められた曲。ここで、この曲を持ってくることはまさにストーリー性だなと思った。Love-tuneは【哀】の感情の表現として、反戦を祈った。

ここで感情のひとつ、を教わったことになる。

 

■コント~モロササイズ 【

・・・と、しんみりしたのも束の間に、画面に映し出された【楽】の文字。センターステージに現れた、ピンクのタンクトップを着た”モロさん”。毎年やっていたクリエがないからって、まさかここでモロさんに会えるなんて!そして、この場面でみんなの脳内を駆け巡ることとなる♫座るか~座らないか~♫の登場である(笑)6人の人生をかけたいすとりゲーム・・・という軽快かつ重たい内容に、突然ミュージカル調で萩谷くんから順番に♫なぜ~あらそわなければいけないのか~♫と入っていく。つっこむ安井くん。「いやいやいや、そんなのやんないから!」とつっこんでいても最終的には参加。それでまぁいすとりゲームをして安井くんが勝つんだけど。。絶妙に言葉にしにくい、コントだったので割愛!w

そしてモロササイズももちろんあり◎会場がみんなペンライト置いて手を挙げている光景、すごかったなぁ・・・!ここまで全員参加する!?ってくらいノリがいいらぶ担はさすがだな~◎真田「これはもう奇跡だね」諸星「一国の王になった気分!」わかる、王だったよ諸星くん。。。

 

前向きスクリーム! 

らじらーで言っていた、タオルを回す曲はこれ。この曲ももう結構やってきてるからノリやすくてすごく楽しかったな~。

こうしてみんなで楽しんで、の感情も手に入れた!

 

MC

MC内容はレポしているととんでもなく長くなるので割愛。相変わらずらぶのMCはゆるい笑いが多くて、仲いいのが見て取れて平和だな~と思うから好き。はしゃぎすぎの萩谷くんと、早口の顕嵐くん、フリップ芸の真田くんが面白かったな・・・。あと千賀くん、いつも本当にありがとう!

MC終わりに、萩ちゃんが新しく挑戦した楽器があるとのことで披露。諸星くんに影響されて、と言っていて、メンバー同士でもそうやって刺激しあえる関係なのってすごく素敵だ。萩谷くんはスティールパンという、少し不思議なきれいな音色の打楽器を習得してきた。音を聴かせるために弾いた曲がリトルマーメイドで、「アリエルだ!」ってなるメンバーたちかわいすぎでしょ。。そこで真田くんのアコギ、諸星くんのサックスとのセッション開始。会場の照明も落とされて、おしゃれで心地のよい音楽が流れる。突然の上質な時間。他の4人も目を閉じて体をゆらしながら聞きほれてた。

 

侍唄 (真田・諸星・萩谷)

そのままの流れで始まる侍唄のおしゃれなことよ!全員の声質も違うのに変な混ざり方をすることなく、心地よくそれでも熱い演奏で感動した。。エイトにとっても大切な歌だというのを聞いて、だからこんなに大切に歌っていたんだなとあたたかい気持ちになったなぁ。

 

One Love (顕嵐・長妻)

スーツに花束、似合うこと!!!お客さんの中で歌ってたからもう会場キャーの嵐だよそりゃあね・・・。花束をファンの子に渡したりのドキドキの展開だったけど最終的にはらんれおの結婚式だったからだよね・・・って思いました(笑)

 

YES! (安井・美勇人)

問題作。ちょっともうこれについてはいろいろと言える。まずらんれおが出てきた時点で、次がみゅうたろうであるというざわめきも生じていて(笑)まさか・・・?あのクリエでやったあれが・・・?いやいや・・・?と思っていたところに、ピンクの照明。イントロ。真っ白なシーツ。割れるんじゃないかってほどの歓声だったしなんならもうそんな悲鳴のような歓声はとめどなく湧いていた。それだけの需要と衝撃にこりゃみゅうたろうもしてやったりだろうなぁ。流れとしては私がツイートしたものを貼っておきますね。

だいたいこんな感じ・・・。いやもうこれは安井くんてば美勇人くんに抱かれてた・・・。しかもなんなら、上裸でシーツにくるまったところから始まるからもう、1回抱かれた後だわ・・・だからちょっとけだるさもあったんだな・・・。みたいな感じの衝撃作で、みゅうたろうの本気を見た。

何年も一緒にいるプラベでもふつうに中のいいふたりが、まぁだからこそってところもあるんだろうけれど、照れもなくここまでのことができるこれぞみゅうたろうだな~って。単純な仲良しでも、ただのビジネスパートナーでもないこのWinWinな関係を見せつけられたなと!内容もさながらに、何よりそこがすごくよかったし、こういうの見せられるとリハとか練習のときってどうしてるんだろう・・・ってどきどきしてしまう(笑)

ふたりでひとつのストーリーを作っていたなぁ。こういうストーリー性のあるコンテンツ大好きだから大正解だったと思います。。クリエの600キャパの亡霊もだいぶ成仏できたよ。。。

 

Dye D?

Love-tune容赦ない(2回目)。いやこれはちょっとキャパオーバーで私は崩れ落ちた。Yes!でみゅうたろうがふたりで消えていったシーツの奥から、萩谷くんが登場して歌い始める。会場また絶叫!そりゃそうだ!衣装がZeppのときとは違ったけれど、全員マントのようなものをつけてきて吸血鬼風。これもやっと見られた!って人も多かったんじゃないかな~。相変わらずそこかしこにキャーポイントのあるつっよい曲だから、やっぱりらぶ担以外にも見てほしいな~。ここでこうして季節感関係なく披露してくれたから、少年とかでもやってくれないかな・・・。

 

PARTY MANIACS  【

ここまで息切れしそうなほどだったのに、まだ続くかと・・・。「感情をぶちまけろ!!」という意味での怒りの表現はもっのすごいかっこよかったな・・・。あと歌割りを去年の祭りからも一新していて、もともとのらぶ4、そして謎4でやったものをうまく織り交ぜるのと同時に、らんれおのパートも新たに追加されていた。こうやって7人の魅せ方としてブラッシュアップしていくの、好きだなぁ・・・。

 

僕らの答え ~Here We Go~【

Zeppのときと同じく、安井くんの「俺たちの時代だ!!!」の叫びから始まる。スモークの中に立つLove-tuneのシルエットのかっこよさ。そしてセンターステージで躍る、この曲を躍ってくれることが本当にうれしい!この曲はバンドもいいけど、全員で魂を込めて躍る方が迫力があって好き。最後にセンターステージから花道通ってバクステ、外周と全速力で全員駆けていくんだけど、メインステージでゴールかと思いきやセンターステージまで1周して戻ってくるの、痺れた・・・!広いこの横アリを全速力で駆けて、センターステージで円になって倒れこむ。渾身のパフォーマンスだった・・・。

こうして、Love-tuneの気迫での感情も知ることができた。

 

■センターステージに倒れこんだ安井くんがふわっと顔を上げて、「あれ・・・横アリから声が聞こえる・・・」という煽りから。「どうみゅうと?」「まぁまぁ・・・(裏声)」というのを繰り返して(笑)やっと立ち上がるLove-tune

そして、「まだ【喜】の感情だけもらってないよな?!・・・みんなを喜ばせるために新曲を用意してきました!喜びの感情欲しいよな?!」湧く会場。すごい、なんて流れだったんだ!それまでもたくさんたくさん嬉しい曲も、かわいいパフォーマンスも、みんなで盛り上がったC&Rもあったから、喜びの感情なんてたくさんもらってきた、と思ったのに!これは嬉しい。

 

superman 【

Love-tune4曲目のオリジナル曲は、初めてのバンドなしの軽快なナンバー。ファンもみんなで踊れるようなかんたんな振付に、みんなで一緒に歌えるようなフレーズ。Love-tuneらしい明るくってさわやかな曲だった。それまでの4曲とはまた違うのに、どれもLove-tuneらしいなって思えるのって、Love-tuneの幅の広さなんだろうな。

何より私は歌詞とメロディにひそむ、ちいさな応援の仕方がすごく好き。大きく背中を押してくれるわけじゃないけれど、ちょっとがんばろうって思える歌詞。気づけば大人になってしまって変わり映えのしない毎日を送っている、そんなAメロが社会人にはぐさぐさ刺さる。けれどそんな毎日をちょっとだけ特別にしてくれるsupermanが、Love-tuneなんだ。おしゃれなファッションに着替えて、悲しみなんて脱ぎ捨てて、一緒に踊って歌う!まさにこのsupermanの歌を表しているし、Love-tuneのライブのようだと思った。忘れられない思い出を君にあげたい、だけじゃなくて、君がくれたよ、とも言ってくれるのが優しい。

空を飛んだりテレパシー使ったり、そんなsupermanにはなれないけれど、君の日常に忘れられない思い出をあげることはできるよ!だってやっぱり僕はsupermanだから!

そんなちいさな応援ソング。この曲、聴けば聴くほどよくって、それこそ通勤の満員電車に乗り込みながら聴きたいからほんと早く音源化してほしい。。

さいっこうのの感情も手に入れた!

 

■再びsupermanになりたい子供の映像。そもそも冒頭の「supermanになりたい」からもう布石だったと思うと本当によく考え抜かれている。子供は言う。

「どんなに辛いことがあっても、みんなの声が、笑顔が、愛があるから立ち上がれたんだ。僕はひとりじゃない。だから夢を追い続けるだって僕は。。。」そこで声が変わる。

今までの子供の声からLove-tuneメンバーの声で「supermanだから。僕は諦めない。君と僕で、新しい未来を創るんだ!」ああ、だめだ。これは泣く。声が、メンバーの声になる演出はだめだよ、、。

そしてこのsupermanになりたい少年が=Love-tuneメンバーなのだとしたら、LOVEと言ったあの応えるもうひとつの声は、きっとわたしたちファンだったんだろう。「みんなの愛と俺たちの旋律でLove-tune」と、よく言ってくれているけれど、本当にそう思っていてくれているのが見て取れたような気がして、深く息を吐いて涙で前を滲ませることしかできなかった。私たちの存在を、「自分たちの夢を応援してくれている存在」として見せてくれることが嬉しかった。

いつだって見せない美学のLove-tuneが、「諦めないで夢を追い続ける」と言ってくれたことがすべての答えだと思った。そしてこんな素晴らしい構成のコンサートを、映像までこだわって作ることができたこと、なんて素敵な未来を見せてくれたんだろうと思った。

 

SHE SAID…

でも、コンサートはまだ終わらない。イントロから漏れる歓声。Zeppでもそうだったけれど、1箇所にぎゅっと集まったバンド形式は、ビジュアルが圧倒的に強い。やすあらのWボーカルがいい意味でアイドルバンドで、いつものバンドとはまた違ったかっこよさがあるんだよなぁ・・・。

 

NO WAY OUT

「ペンライト置いて!」の声。かき鳴らされるギター。安井くんもギターを持って登場する。ああ来た、横アリでもペンライト置かせるんだ、と身震いする。かっこいい。本当に見渡す限りのペンライトが消えた横アリは圧巻で、挙がる手が手拍子が一体感が会場を包む。ああ楽しいなぁ、Love-tuneのコンサートっていろんな楽しみ方がある。きっと夢中でみんな手を挙げたし、Love-tuneは演奏でそれに応えてた。

 

NWO終わりに、「このままペンライト置いて楽しもうぜ!」の声。「まだまだ盛り上がれるよな!?」の煽りと共に始まるインストは、今回の祭りのFIRE BEAT前で演奏されていたあの曲。そのもっと前に、Zeppで象の前に演奏されていた、あの曲。来る予感がしていたのに、暗転して象の鳴き声がする瞬間はどうしてあんなに鳥肌が立つのか!

未来の約束をするこの曲は、Love-tuneの覚悟を表している曲。Zeppで満を持して披露された、想いがたくさん詰まった曲。この曲を披露するときの全員の表情がほんっとうによくて、気持ちがこもっていてそれだけで苦しくなる。安井くんはこの曲を歌うときいっつも瞳にたくさん涙をためて気持ちをむき出しにしてときに叫ぶように歌っているから、ぞくっとしてたまらなくなる。

安井くんのパート、♫~ひとりきりじゃないよ♫のあたりでリズム乱れたのはわたしも感じていたけれど、それにつられないように歌う安井くんも全力で軌道修正する楽器隊も、そのナマモノ感のあるライブが、「そう今でも!!!」の叫びに繋がっていてとんでもなく熱かった。

この曲は27日の各ユニの単独ちょい見せ披露でも歌われていたけれど、ついに他担の前で披露する覚悟と、しかもペンライトを置かせるという強気さが伝わってきてすごくよかったな・・・大事な曲。

 

象終わりの熱気も冷めやらない中、暗転して安井くんにのみスポットライトが当たる。「本日は本当にありがとうございました」と下がる頭。会場を見渡す視線。安井くんの挨拶は、私のツイートを参照します。

 

安井くんの挨拶は、どうしてこうも胸に迫るんだろうね?たくさん言葉を選んで発しているであろう言葉が優しくて、ここにいない応援してくれている人たちのこともしっかりと考えていて、まっすぐに、強い瞳で語ってくれる。それはすごく背負わせてしまっているなと思うけれど、彼が背負いたくて大切にしたいものがここにあるのなら、わたしは彼を応援することしかできないし、それでいいんだと思った。

ちまたで色んなことがたくさん囁かれていたし、変わっていく環境にいろんな憶測が飛び交っていたりもした。でもそこにはあえて触れず、安井くんの言っていたように「パフォーマンスに魂を込めて」表現してくれた。それでよかったし、それがらしさだと感じた。

何よりもここ、横浜アリーナで単独コンサートをやらせていただいたことを「こんな形」と表現するのが前衛的だなと。7人になったクリエで「絶対にアリーナクラスの会場に立とう」なんて、そんな約束していたなんて。600人のキャパから始まった7人が15000人の前にいる。そしてそれだけで全然満足なんてしていない。悲観的なわけでもなく、自分たちの信じる前を見据えている。

一緒に夢を見続けよう。夢って最高だよな!?そんな言葉から、予告されていたあの曲へと繋がる。

 

Dream On

まさに、出来すぎじゃない?新曲【superman】から、【夢】そして【喜怒哀楽】へと結びついた演出のフィナーレが、夢がまだ続いていくと歌うこの曲。それも、ファンと一緒に作るこの曲。

原曲からバンドサウンドな曲だなと思ってたらやはりバンドだった。安井くんの、Love-tuneのひとつの武器であるらじらー!を利用して事前に告知をして、ファンも歌えるようになっているっていうのは、使える武器を思いっきり使っている感じがしてすごくかっこいい。何より「みんなと歌いたいんだ!」と安井くんへ告知をすることをお願いしたメンバーもかわいい。その願いが届いて、会場は大合唱。ちゃんとメンバーに聞こえていたかな、すごくすごく、宝物みたいな時間だったね。

 

■これで本編終了。最後はみんな明るく笑っていて、充実した時間だったのが伝わってきた。周りから聞こえる、すすり泣く声。満足げなためいき。でもそれも束の間に、らぶとぅん!とコールする声。

 

<アンコール>

レッツゴー!!!→SEVEN COLORS→SHAKE

以上のおなじみの3曲でファンサ。顕嵐くんの大好きな♫さなSHAKE さなSHEKE  さなSHAKE~の~じかんだよっ♫が相も変わらずかわいくて耳に残る!これだいすき!なんなんだかいまだによくわからないけれど、これが恒例になっているのもLove-tuneの平和さだな~と。

アンコールラストは「まだいけんだろ!?」の煽りと共に、おかわりCALL。自分たちで「1日に1回のみのはかいこうせん」と言っていたCALLをもう一度持ってきたのは気合を感じた。それにこのCALLはいつもと一味違っていて、ギラギラしたあのかっこよさよりももっと幸せで楽しい!というのを全面に出したCALLだった。

これは、アンコールで、かつ自分たちのファンしかいない空間でしか見せない顔だなと思った。長妻くんがふいに前に出てきてみんなで笑いあったりとか、踊ってるときもアイコンタクトがそこらで飛び交ってみんなが幸せそうにしていたりとか。もちろんC&Rの盛り上がりはそのままに、全員がただただ楽しそうなCALLは貴重だったなぁ。

 

アンコール終わり、全員が一列になる。「俺たちとみんなで!せーの!!」Love-tune!!!!の声と共に、銀テープが出る。ああこの光景をわたしたちは何度願ってきたか。それこそ「こんな形で」はあったものの、こんなにきれいな光景を見せてもらえたこと、誇りに思うよ。しかも祭りのテープと同じかと思いきや、裏にLove-tuneのロゴ入りなんてサプライズ・・・!わたしは自力で取れなかったけど公演終わりに「ワンロゴどうぞ!」っていただけたので(涙)うちに飾ってますありがとうございます。。。

何より、捌け際に「銀テープおまたせ!」という安井くんはずるい。3年前の2015年頭に行われたガムシャラJ's PARTYで、「俺たちがー!じゃにーずじゅにあー!」の後にぱーん!ぱーん!と言いながら手で何か投げるふりをしてエア銀テやっていたあの頃から、「いつか本物降らせるから!」と強く強く、言ってくれていた。エア銀テープはその後Love-tuneになってからもずっと続けていて、ああやっと、このひとつの安井くんの約束が果たされた、と担当冥利につきたよ・・・。

 

<Wアンコール>

「これは現実か?」「現実なのか?」という美勇人くんと安井くん。それだけきっと夢のような時間が過ごせたんだとしたら、それはお互い様だよ、と私も思った。

Wアンコールはsuperman。一度聴いただけで見ただけで、なんとなく思い出せる振りとメロディで既に会場が一体化したこの曲が、これからのコンサートでどんな位置づけになっていくのがすごく楽しみだと思ったなぁ。

捌け際に、あんな夢うつつなことを言っていた美勇人くんが「絶対また会うぞ!」と強く言っていたのが印象的だった。安井くんも「またこういう機会がもらえるように、僕たちLove-tune7人これからも突っ走っていきます!」と強く言ってくれた。そんな最高のあたたかい空気の中で終演したコンサートは、終わると自然と拍手が湧き起っていた。

 

 

「アリーナクラスの会場に立つ」「銀テープを飛ばす」そんなふたつの願いが叶ったコンサートだった。それは今まで見ていた景色よりもやはり大きくてきれいで、こんな景色が当たり前じゃないと知っているからこそ余計に輝いて見えているような気がした。

でも、安井くんの言ったように「こんな形」であることは確かで、そう言ってくれたこと、わたしは嬉しかった。これで満足はしない。これが完全に叶えたかったものじゃない。それはきっと全員の総意であり、上を目指していくというその言葉への嘘偽りのなさを感じた。またこんな景色を見せてほしいし、見せてくれるんだろうな。

世間はまだLove-tuneを知らない。狭い世界ではいろいろなことを言う人もいるけれど、それすらも力に変えてくれるsupermanが7人もいるから、また7人とわたしたちの時間を作るために私も彼らもがんばっていくんだ。

たった1公演だけのコンサートのために、曲順・映像・照明・特効と、拘らせてくれた人たちにも感謝。おかげで、Love-tuneのこれからがもっと楽しみだと思える最高のコンサートになりました。観に来てくださった関係者各位、特にいまだに交流のあることが判明した渡辺えりさん、キムラ緑子さんの三婆メンバーには可愛がってもらっていて頭が上がらない。たくさんの愛に溢れた公演だったと感じる。

 

Love-tuneがこれからどうなっていくのか、どんな夢を見ていくのか、わからないけれど、だからこそいとおしい。願わくば、「諦めない」なんて約束の言葉よりももっと浮かれたような言葉が、望む世界へと続く言葉が飛び交うコンサートが近い将来開催されることを願って。安井くんが「ついてきてね」と言ったあのクリエから、わたしの気持ちはずっと変わっていません。だいすきだよ!次はLove-tune Live2018かな!