きらきらのてっぺん

たとえいまはふたしかなものでも

Good luck to you !

現在PM11:00。何か文章として残すかどうかを迷ったけれど、結局こうしてブログを書き残すことにしてみました。3月31日が終わるまでのこの1時間、誰に宛てるわけではなく自分の整理のために時間を使ってみようかなと思います。

 

さて記憶を遡り、わたしと安井くんとの出会いは友人宅で見せられた少年倶楽部。キラキラの笑顔と魅せる仕草で踊る安井くんは、既にそのころから同ラインで活躍する子たちよりも少し年上で。それでもそんなことを感じさせないくらいにフレッシュで楽しそうでかわいくてかっこよくて。ジャニーズJr.を好きになることどころか、自担という概念を持つことすら初めてだったわたしにとって、安井くんとの出会いはまさに運命が変わった瞬間なのかなぁと思う。安井くんの大好きな初めてを、わたしはもう出会った瞬間にあげていたよ。

 

でも安井担をしていて、楽しいことばかりだったかと言われると、全然。全然そんなことはなかった。

 

ついこの間まで同じ場所で歌って踊っていた仲間たちが先へ行く。ユニットとなって前に立つ。いわゆるバカレア組の時代、そしてまた3年後にSixTONESができたあたりは特に、それを感じた。率直に、置いて行かれたと思った。

すべての悪意の矛先が、安井くんへ向けられていたときもあった。あることないこと、信憑性なんてまるでないうわさが巡って、どんな選択も必ず安井くんが責められた。安井担だというだけで匿名で悪口を送ってくる人だっていた。何よりつらかったのは、安井くんがあんなに愛したLove-tuneのメンバーの担当の人たちからもたくさん、たくさん、悪意を向けられていたこと。中には悪口であると思わずに突き刺すような、存在を否定するような言葉を吐く人もいた。もちろんそんなのはごく一部であるとはわかっているけれど、それでも悲しかった。それでもユニットのために、を繰り返す安井くんに、安井くんが一番好きなわたしは苦しくて、安井担歴の中で唯一、おたく辞めようかなと思ったり、実はしていた。

 

……なんてマイナスなことを吐き出しがてら先に書いてみたけれど、当たり前に楽しいことの方が勝ち越していて、安井くんを応援していることは本当に幸せなことだった。そもそもきっと、誰かを好きで応援するできることが幸せなのだろうから、上のような悩みを持つことだって引いて見れば幸せなんだろうなとも思うけれど。

安井くんはいつだって、求めるものをくれた。ちがうなぁ、それ以上をくれた。安井くんらしいんだ、すべて。それってすごいことだと思う。安井くんが見せてくれる、見せたいと思っているアイドルとしての安井謙太郎がしっかりとある。それがとても魅力的な偶像として作られていることもさながらに、本人の人間的魅力が加わってさらに輝く。努力と、才能と、愛だと思う。

 

わたしは、安井くんがたくさんのひとに愛されてほしいという願いで、ずっと応援してきた。

だから苦しいことがあったって、これは違うなと思うことがあったって、くちには出さないで楽しくって幸せな安井担でありたいとずっと思っていた。どうだろう、できていたかはわからない(笑)根本はポジティブなので、基本的にはそんなにほの暗い気持ちになることはなかったけれど。

 

たくさんたくさん思い出があって、でもそれは、いまひとつずつ振り返るんじゃなくてわたしの中の思い出と記憶にしておく。どんな時でも、会いに行って好きじゃないときなんてなかった。いつだってかわいくて賢くてきらきらしたアイドルでいてくれた。ジャニーズの現場ではない場所でだって、どこでだって同じような空気感でいてくれた。安井くんに会いに行く前は、いつだって少しどきどきした。安井くんと会った次の日の空は、いつもより明るい気がしていた。そうやってわたしの人生に安井くんは存在していたよ。それは希望であり、癒しであり、活力だった。好きになれて本当によかった。

 

2018年はいろんなことがあった。主演映画が発表された直後の退所報告。そのときのことは、この記事に書いてあるので割愛するけれど。

 

ys-aui.hatenablog.com

 

長い4ヶ月だったとも、あっという間の4ヶ月だったとも言えるなと思う。いや、やっぱり長かったなぁ。この当時と安井くんへの気持ちは変わっていない。でもひとつ大きく変わったのは、「最後の自担」ではなくなったということ。この日があってジャニーズJr.としての終わりがくることを受け入れたからこそ、別の応援したい子に気付けたことは大きな変化と言えると思う。今まで本当に、安井くんしか見てきていなかったから、こんな気持ちもあるんだと新しい自分を発見したような気にすらなった。

 

じゃあ安井くんへの気持ちはもうないのかといえば、そんなことはない。まったくない。なんならありえない。けれどわたしの中の区切りとして、ジャニーズの安井謙太郎の担当は今日でおしまい。だって、わたしの好きなジャニーズJr.の安井謙太郎はもういなくなってしまうから。それは悲しいことだけれど本当のことで、わたしはその大きな決断に意味を設けたいから、わたしもひとまずここで好きな気持ちに終止符を打つ。と、書く手が震えるけれど(笑)

 

あ!!!4/1になってしまった!!!!まとまってないのでまだ続ける!!!!

 

はい。と言ってもなんだろう。ジャニーズじゃなくなったからもう安井担と名乗るのはやめるというニュアンスになるのかな。安井くんとまったく決別するなんていうわけではなくて。もう一度安井くんに惚れたいんだ。ジャニーズという肩書をかなぐり捨てた新しい安井くんに出会って、ああやっぱり好きだと実感させられたい。惹かれて、もう一度新しく始めたい。新しい安井くんを、わたしも新しい気持ちで迎え入れたいと、いまはそんな気持ちでいる。

 

これから先のこと、まだわからないけれど。もう3月31日時点で出揃っている情報をどんなにフィルターを外してみたっていややっぱり楽しいことが待っている気しかしなくて、そこに現れる安井くんが一体どんな顔で、何を話して、何をするんだろうということが楽しみだと思える。すごいことだよね。復活するんじゃないかなんて言っていたのが、本当になろうとしているんだから。面白い人たちだなぁ、すごいことをやるなぁと、なんだかまだふわふわと現実を受け止めてる状態。生で彼らを見れて感じられていないからということもあるとは思うけれど、こんなことって本当にあるんだということが起こりすぎじゃない?

 

もうほとんど確信を持った言葉で言える。また会えるね。

 

ひとまず、安井謙太郎くん。2007年夏からの12年弱お疲れ様でした。

本当に大好きでした。そして、ジャニーズの安井くんを大好きなまま終われたことはある意味とてもとても幸せなことだったと思っています。だって、ジャニーズの安井くんを思い出したときに全部好きな記憶なんだもの!それって、すごいことです。

そしてこれから先。楽しいこと、わくわくすることを探していくと言った安井くんの見せたいものがまた見られること。それにまたわたしも一緒にわくわくできること。そんな日が近そうで、既にどきどきしています。敢えて陳腐な言葉で、頑張ってのエールを送りたいです。だって、これからまた頑張るんでしょう?頑張って!仲間も、ファンも、たくさんの人にあなたは愛されているし、もっともっとたくさんの愛をもらってください。そして今日まで、ありがとう。

 

おてぃまい!

♡♫Make it

Love-tuneは、出会ってしまったんだろうな。

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これは、今までの好きを集めた担降り表明の記事でも、うわさの契約問題についての言及をする記事でもありません。ただ現状に対しての想いの記録です。

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2018年11月30日、PM7:00頃。わたしは自担の主演映画を観るために映画館に居た。チケットを発券して、買えてなかったグッズが再販されていたのを買って、劇場に入ろうとしたそのときだった。ざわめくTLに何かを察して情報局へとログインした。「Love-tune」に関するお知らせ、という記事。夢中でタップする。すぐには頭なんて回らなかった。混乱した。放心した。呆然とした。何も考えられない頭で映画を見た。スマホが気になって仕方なかった。どうしたらいいのかわからなかった。

 

Love-tuneというユニットについて

退所する。それも7人全員が。当たり前だがそれは、非常に悔しいことであろう。「ジャニーズらしくない」を極めながらも、だからこそ「どこよりもジャニーズに拘っていた」のがLove-tuneだったとわたしは思う。ジャニーズで夢を叶えることが1番の目標だったはずだ。それが前提だったと言い換えてもいい気がする。ジャニーズから離れたかったわけでは、きっと、絶対に、ない。それでも、彼らは退所を選んだ。その理由や、何が起こっていたかなんていうことにはわたしは興味ない。そこを知ったところで、もうLove-tuneというユニットが帰ってくるわけでもなければ、悪い噂と彼らの名前がついて回ってきてほしくないからだ。

でも、「そうまでして守りたかったものが何か」は知りたい。何か譲れなかったものがあったから、人生の半分をかけて未来もかけて続けてきた仕事を辞めるという選択をしたのであろうから。「7人でやること」だったのが、「メディアへの露出」だったのか、そうは言っても知る由はないが。そして、今もそれが守り続けていられていることを願う。彼らは大事なものを守り抜いたと信じたい。

全員退所。そしてそれが公式HPで発表される。何日付で退所となるのかも、名前とユニット名と共に発表される。それは、すごいことだ。そこを誇ったところで何にもならないし、美談にするには代償が大きすぎると思うけれどそれでも。Love-tuneというユニットがなくなるわけではなく、誰か数人がいなくなるわけでもなく、全員で区切りをつけたことはどうしたって特別に感じてしまうよ。みんな、Love-tuneのメンバーとして辞めていく。最後までLove-tuneとして存在してLove-tuneとして終わっていくその選択は、どこまでもアイドルで彼ららしくて心の底から愛おしいよ。終わり方を褒めたくなんてない。終わってほしくなんてない。終わること自体がおかしい。だけれどこの線引きは、ジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」としては最高のエンディングだったのではないかと思う。メリーバッドエンドというのか、ハッピーエンドではなかったけれど、本人たちのプライドと意思が感じられた。それは、Love-tuneが好きな者としては幸せなことだったと思う。ありがとう。

さらには12月1日付けのらじらー!サタデーにて、安井くんの口から「うやむやにはしたくなかったので、会社と相談して発表をさせてもらいました」という説明があった。もしかしたらLove-tuneの最後の戦いで勝ちとったのが、あの発表だったのかもしれない。そして、「ファンの皆さまの声は届いていました」とも続けてくれる。Love-tuneが好きで、熱望しているファンの思いは届くべくところには届いていたのかもしれない。彼らの背中を押せていたのかもしれない。そう思えることで救われるたくさんの人がいることを、彼らもわかっていたのだろう。謝らせて、ごめんね。

 

大切な名前も、曲も、衣装も、ロゴも、キャラも、夢だって、すべてここに置いていかないといけないことがとても口惜しくてならない。どうすることなんてできないのに、「どうしよう……」とぐるぐる回る。「夢のような景色、時間を見させていただきました」という安井くんの言葉に、その夢の終わりを感じてなんとも切なくなる。終わってしまった。それは紛れもなく事実で、受け止めなければならない。

でも、それを受け止めたうえで好きでいようと思えた。Love-tuneの映像は、いつ見返したって新鮮にカッコイイ。何度見たものだって、大好きだって思える。こうなってから見たCALLもやっぱり最高にかっこよかった。もう更新されないけれど、好きでい続けることはできる。無理に蓋をして好きな気持ちを終焉に向けていくのではなく、11月30日までのLove-tuneをずっと好きでいようと思った。今後のことはわからないし、そことは切り離して考えても尚。もっとおばさんになってもきっとずっと、10月12日のCALL初披露の映像を見ているんだろうなぁとか。それをもしかしたら「亡霊だ」と言う人がいるかもしれないけれど、終わったことは承知の上で好きを保存していたい。いつ見ても、やっぱ好きだな!と思いたい。そう思える終わり方でよかった、というのがせめてもの救いだった。いろいろあって受け入れられなかった日々もあったりしたけれど、それでもLove-tuneを好きになれたことは何も間違ってなかった。きっとずっと大好きでいられる。

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安井謙太郎くんについて

安井くんへの想いが、一番難しい。Love-tuneになるずっと前から彼のことを見てきたけれど、そのすべてがここでおしまいになるということ。やっぱり、らぶ担としてのわたしと、安井担としてのわたしでは、少し思いが異なる部分だってある。安井くんが今までジャニーズで培ってきた功績も、評価も、交友関係も、魅せてくれたものや、見たいものだって、すべてがわたしの目に映らなくなる。「まさか自担が」というのがいつ訪れるかわからない世界。そんなのわかってた。わかっていたのにそれでもどうしたって他人事だった部分はあったんだなと気づかされてしまう。安井くんがいないジャニーズが、4ヶ月後にやってくる。

初めて安井くんを見たその日から好きだった。最初だけかと思っていた熱は止まることなくもう5年以上の年月が流れた。わき目も振らずに安井くんだけを見ていた。最初で、最後の自担となった。ここまで安井くんのことを一途に好きだと思えた自分のことが好きだと思えるほどに、わたしは真摯に安井くんを応援していたと、これだけは胸を張って言える。

他のメンバーが年内には辞めていく中、安井くんには3月いっぱいまでのラジオの仕事が残されている。それはきっと、彼の誇りだろう。辞めていくみんなを見送りながら、自分の努力で掴んだラジオの仕事を精一杯勤める。ひとり残る安井くんへの重圧に、ここで頑張ったところで未来が決まっている現実に、それならいっそみんなと一緒に辞めてほしいとさえ願ったりもした。でも安井くんは、絶対にやり遂げたいのだろうなとも、思った。「自分には特に秀でるものはない」……数年前、そう言っていた。そんな安井くんが努力して手に入れたものがMCという立ち位置で、ラジオの仕事へと繋がっていった。わたしはアイドルとしての安井くんを好きになったから、MC担当と言われることが嫌だと思ったことも何度もあった。でもそのおかげで、こんなにも必要とされてこんなにも愛される存在となれたのだと思っている。安井くんは自分の努力で自分の居場所を、存在価値を手に入れた。そんなラジオの仕事だから、中途半端に投げ出すのはジャニーズJr.の安井謙太郎の人生に失礼だと思ったし、わたしもしっかりと見届けなければとすぐに思い直した。これは、彼のプライドだ。全員を見送って仕事をやり終えてからなんて、なんとも安井くんらしい。

 

わたしはジャニーズJr.の安井謙太郎しか知らない。そうでなくなった安井くんを今と同じように好きでいられるかはまだわからない。だから「どんな選択をしても一生ついていくよ!」なんて軽々しくは言いたくない。だけど、ジャニーズの安井謙太郎のことが本当に本当に大好きだというのは、もう消えない。最初から最後まで大好きなまま、ジャニーズとしての活躍を見届けることができる。とても幸せなことであると、そう思うしかない。

NHKホール、EXシアター、シアタークリエ、帝国劇場、日生劇場横浜アリーナ大阪城ホール、東京ドーム……まだまだ数えきれないほどのステージに立ってきた。テレビにも、ドラマにも、映画にも、ラジオにも、あまた活躍してきた。きっと何百もの曲を歌い踊り表現してきて、ひとつひとつに思い入れがある。全部、もう見られない。その事実がずんと重くのしかかる。笑顔、仕草、歌声、ファンサ、全部が好きだった。どうしたって、それが終わってしまうことは悲しいよ。まだ受け入れられなくて涙すら出ないほどに、悲しい。

けれど、今いちばん辛いのは本人に決まってる。不安に思っているだろう、後悔だってあるのかもしれない。戻りたい時間や、憤りだってあるのかもしれない。絶対に、絶対にそんなのは見せないけれど。わたしたちはもうだめだ、と思えばいつだって離れられるけれど、安井くんにとっては逃げようのない自分の人生なんだ。ジャニーズが好きで、大学進学も諦めてジャニーズに賭けていた安井くんだからこそ、ここにいたかったに決まってるよ。でも決めたんだ。歩みだすことを選択したんだ。それならその選択を否定するようなことなんて絶対に思いたくない。悲しいことは悲しいけれど、後ろ向きな悲しさじゃない。ジャニーズの安井謙太郎を好きなまま終わりを迎えさせることへの決意だ。あの時に戻りたいとか、先に進みたくないとか、ここにいてほしかったなんて、そんな言葉今の安井くんに届けたくない。決まったことには、気合と覚悟を持たなければならない。

ジャニーズに所属する安井謙太郎へ、しっかりとありがとうの想いを最後まで。わたしの最高の自担です。ジャニーズ事務所であなたを見つけられたことが、人生最大の幸福だった!あの日、初めて少年倶楽部であなたを見たその日のことが今でも思い出せます。こんなに誰かを応援できたのは27年間生きてきて初めてのことでした。あなたがジャニーズだったから、こうして好きになることができたし、あなたがジャニーズでここまで頑張ってきてくれたから、こんなにもずっと大好きの想いを抱えたままでいられました。本当におつかれさま、ありがとう。

と、記すけれど契約上はあと約120日ジャニーズの安井謙太郎は続くわけで。新しい仕事はないと思うけれど、これからの4ヵ月が笑顔ばかりの日々となりますように。そんなジャニーズの安井くんからもらえるたくさんの幸せも、わたしはしっかり享受します。そして願わくば、このカウントダウンの期間に今まで関わってきたたくさんの戦友たちからの愛を感じられますように。昨夜のラジオでは、すっかり頼もしくなった優斗くんのあたたかな愛と、どこにいても心は繋がっている風磨くんからの男の友情をしかと感じられた。大好きな人の周りに、素敵なひとがたくさんいることは本当にうれしい。安井くんにも絶対にすべての愛は届いてるんだろうな。わたしもあと4ヵ月でどれだけの愛が返せるだろう。

今後のことはわからないと書いたけれど、安井くんを好きな気持ちを終わらせるつもりは今のところない。安井くんは表舞台に立ってくれるとわたしはそう信じてしまっているから、別の夢として続きが見られるのなら応援したい。ついていくしかない、だって好きだもの。安井くんが新しく見せてくれるであろう景色に、わくわくだってしてる。こんなこと起こると思ってなかったんだもん、なんて刺激的でドラマティックなストーリーなんだ!だからちゃんと、悲しいだけなんかじゃないよ。このまま埋もれていくよりもよっぽどいい。わたしの願いはずっと変わっていない。「安井くんがもっともっと多くの人に愛される存在となりますように」

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未来はわからない。わからないから、色んな考えの人がいる。好きな気持ちにピリオドを打つひと、これからも7人で夢の続きを見れると信じるひと、つらくて何も許せないひと、なんでもいいから好きなひとをこれからも応援したいひと。何かが起こるたびにこうして同じ方向を向いていたはずのひとたちが、小さな選択の分岐で意見が割れて反発し合うことが、わたしは1番悲しい。何を選んでも間違いじゃないし、本人たちの今も未来も何もわからない。意見が違うことを否定しないでほしい。本人たちの選択はもっと否定しないでほしい。根底にある「好き」が一緒なのだから、みんなで乗り越えてそれぞれの道へ進めたらいいね。

はっきりとしない未来に不安で渦巻く日々がもう少し続いていくと思うけれど、やっぱりわたしもまだ夢をあきらめたくないな。これでおしまいにするにはあまりにもったいなすぎるよ。彼らが活動しやすい世の中でありますようにと祈っています。どんな道を選ぶのかわからないし、どこかで幸せになってねと願えないことが申し訳ないけれど、わたしと彼の願いが同じ道に進むことで、これからも応援し続けていけますように。

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いつの間にか、そして今でも歌詞もメロディーもしっかりと思い出せるこの歌が、また聞けるときが来るといいなぁという願いを込めて。

きらきら舞い散るよ 幾千もの願いが

僕らを導いてくれる みてみて

溢れ出す光が 僕たちを繋いでくよ

もうひとりじゃないんだほら 世界を変えていこうか

We can make it a whole new world

始まりのステージへ


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26歳のきみへ

26歳のきみも、大好きでした。

 

きみが26歳になって数日後、メールを見て心臓が止まるかと思ったあのZepp単独公演のおしらせ。思えば、26歳のはじまりはそんな幸せに満ちた始まりだった。

 

26歳になって初めての現場は、EXシアターのLove-tune単独公演。正直に言って、たくさんたくさん不安だった。わたしが見たいものと、きみが、きみたちが見せたいものにズレが生じてしまったらどうしようと。わたしは、きみなら何でもいいから全部手放しでついていくよ、なんてせりふは絶対に言えなかった。だから、きみの描くこれからがわたしと異なったらそのときは、きみから距離を置こうと思っていた。……ぜんぶ杞憂だったね。

この、2017年の夏はわたしにとっても忘れられない夏になった。きみが、Love-tuneが、アイドルでありアイドルとしてこれからもわたしたちの前に居てくれることが、証明されたような気がしていた。

きみは言った。黒目がちなその瞳を揺らしながら。「普通のバンドマンじゃできない、普通のアイドルじゃできないところへ行こうとしてます。みんなとなら行けるって確信してます!これからも、ついてきてください!!」

ついてきて、って、きみはいつでもこちらを振り返って、つよく、優しく言ってくれる。その言葉に救われてきた。きみの言うついてきて、の言葉に感じる決意と覚悟を受け止めた。そして、今までついてきてたくさんの幸せを受け取ったことを思い出した。会場を見渡すその姿だけでなんだか泣けてしまうような、夏のせいなのかなんなのかわからない君の力に、わたしもひとつ決意をした。

きみがここまで望むのなら、わたしもきみの大切にするここで未来が見たい。と。

あとそういえばこの夏、きみのかわいいハニー、マチルダちゃんがお披露目された。真っ白な少し大きめのボディにFenderのシール。真新しいショルダーを誇らしげに下げるきみはとってもキュートでポップだったから、もっと彼女と一緒に奏でる音楽を感じたいなぁ。きみはおそらく、すこし苦手なのかもしれないけれど(笑)彼女ばかりになることは望んでいないけれど、彼女を強引なくらい弾きこなすきみもいつか見てみたい。

 

この夏はそんないろいろに並行して、きみはたくさん活躍していたね。映画の撮影で北海道を横断したり。ながーいラジオの生放送があったり。きみだから任された仕事が誇らしかった。映画はことし、きみが27歳になったら公開される予定だし、27歳になるきみを祝福するラジオの仕事があるよ。きみのその、アイドルとしてのマルチさがわたしはすごく好きです。

 

26歳のきみに見せてもらった景色で、一生忘れないのはZeppだ。あんなにその日をそわそわして、現実味がなくそれでも成功させたい強い意志を持ってコンサート会場に行ったのははじめて。10月18日の青い空も、Tシャツを買いにたくさんのひとが集ったのも、入った瞬間のなんとも言い難い期待と緊張と夢心地のような空気も、ぜんぶ覚えてる。何よりきめるところはいつものようにびしっと決めるのに、ときおりふにゃっと浮かれているのを体現するように笑うきみの笑顔が忘れられない!ああ幸せなんだ、それはわたしも幸せだ。あんなにぺらぺらと喋るきみが、言葉が出ないことに驚いてた。驚いてたけど、嬉しそうだった。幸せすぎて胸がいっぱいって顔でみんなと笑ってた。

「次があるかわからないけど、僕らは絶対諦めないし、絶対にこのチャンスをものにします!!次のステップに進んでいきます!!!」

ここでもそうやって宣言してくれたこと、覚えてるよ。その言葉を大切に、大切にしてる。きみがそうやってわたしたちにしてくれる約束は、絶対に裏切られないから。

 

 あともうひとつ。3/25横浜アリーナLove-tune単独公演。なんて、大きな舞台の似合う人たちなんだろうと思った。なんて、作り込まれたステージなんだろう。なんて、こんなにも魅力にあふれているんだろう。なんて、なんて。なんて素敵なんだろう。冒頭からずっと胸が詰まるようで楽しくて切なくてずっと笑って泣いていた。自分たちでもベスト盤のよう、と称していたこのコンサートを、どんな気持ちで表現していたんだろう。

「俺たちとみんなで!せーの!Love-tune!!」

ずっと、ずっと、ずっと。わたしの覚えている範囲では2015年かな?ずーっと、エア銀テープを飛ばしていたけれど、やっと本物の銀テープが飛ばされた。きみは嬉しそうに笑っているかと思いきや、なにかをこらえたような表情をしていたね。「銀テープおまたせ!」そうやって笑うきみは、またひとつわたしたちとの約束を叶えてくれた。いつか本物降らせるから!って宣言してくれていたの、覚えてるよ。

「こんな形で」としきりに言ったきみの負けず嫌いさに痺れた。それでもこんな形でも、やらせてもらえたことに対する感謝とその爪痕は絶大なものだったと思う。きみが見据える前に、未来に、なんの心配もないと思えたこの日。

 

それから、まわりがたくさんの不安に飲み込まれそうになったときも、わたしはまったく大丈夫だった。そりゃあ待遇に不満はあるものの、きみらが現状のままでは見たい未来が見られないと思ったのならそれがすべてだと思うからだ。そしてそのきみらの目指す未来が、わたしの望む未来と近しいものであろうことがわかっているから。それは、26歳のきみに何度も何度も教えてもらった。だからきみが何を選んで他と比べてどうだろうと、わたしの見たいものがある未来への道だと信じられているから本当に、うそでも強がりでもなくまったく大丈夫だった。もちろんすべて委ねるのではなく、わたしが出来ることはしようとは思っているものの。進む道に、懸念はなかった。それがハードな道であればあるほどに、むしろ燃え上がるくらいに。

 

ただひとつ、いやだったのが。きみへ向けられる棘のような毒のような言葉たちだった。その真偽はどうであれ(と、いうより誰にでも言えてしまうような匿名のアレコレに真偽を問うまでのこともないが)わたしは、それを真に受けてきみを好ましく思わない人が増えてしまうことがいやだった。なんなら何を言われるそれがたとえ真実であろうと、わたしたちの目の前に現れるアイドルとしてのきみが今のようにキラキラと輝いているのなら、わたしはそれでいいと思った。あることないことのすべてを受け入れる覚悟を持ったきみだからこそ、今の場所に立てていることは百も承知だけれどそれでも、きみが悪く言われることだけはどうしたって受け入れがたい。

でも、その火の粉の盾にはなれないしそれはちょっと違う気がする。それならそのすべてをかき消すくらいのたくさんの愛をきみに、みんなに届けたい。不安だっていやな言葉だって、耳に入らないくらいに。だってね、きみを好きなひとはそんな毒々しい言葉を吐く人よりも何倍も、何十倍も、何百倍もいるんだ!そして、きみのことを知らない人はその更にいる。その、きみのことを知らない誰かに、わたしは早くきみを知ってもらいたい。好きになってもらいたい!それはきみを応援し始めてからずっと思っていることだけれど、26歳のきみを見ていてさらに強く思ったよ。きみは、愛されるべきだ。

 

27歳のきみが見せてくれる景色はどんなものなんだろう。

きっといまの26歳の君よりも特別で、さらに輝いたものになることは確信してる。だって、たぶんきみがそのつもりだから。26歳のきみを超えるつもりでいるだろうから、わたしはそれを期待してる。

でも、26歳のきみは手強いよ?わたしは、26歳のきみが大好きだ!たっくさんの思い出をもらった。呆れるくらい、きみに夢中だった。そんな26歳のきみを、きっと27歳のきみは超える。新しいなにかを、きみはきっと見せてくれる。出会ったときから、ずっとそうだった。

 

きみの描く未来が、わたしの望む未来であるかぎり。わたしはきみを信じているし、きみを好きでいるでしょう。(もちろんそれは、きみとわたしに相違が生まれたときには情はなくきみと決別する覚悟だって常に持っていることも忘れない上で)

 

26歳の安井謙太郎くんへ。大好きでした。ありがとう。

明日になったら27歳になる安井謙太郎くんへ。一緒に夢を見ていきましょう。未来へ!

 

2018.7.20

 

180325.Love-tune concert in YOKOHAMA ~superman~

彼らの決意と信念、仲の良さと頭の良さ、優しさと強さ。そして愛がたくさん詰まったコンサートだった。そして何よりそこにあるストーリー性がきちんと一本化されていて、ただ曲を披露するだけのコンサートではなかった。その安井くんも自慢していた「メッセージ性・ストーリー性」も追いながら、忘れないように、1公演限りの公演をまとめてみることにした。※記録はすべて私のメモと記憶によるものなので曖昧であることはご了承ください。かなりニュアンスですし、抜けもあるかと思います。安井くん中心ですので悪しからず!

 

Love-tuneのファンはひとめでそれがわかる場合が多い。グッズに、今回発売されたバンダナと、以前のZeppのときに発売されたTシャツがあるから。思い思いに頭や腕、髪、カバンなどに巻かれた美勇人くんデザインのバンダナで応援していることがわかりやすいのが、らぶ担の強みだなと今回合同公演で強く感じた。単独公演は当たり前にそんならぶ担で横アリが埋め尽くされていて、単純にそれだけでぐっとテンションが高まった。そこかしこから聞こえる期待の声、モニターに移される「Love-tune」の文字。早く始まってほしいような、ずっとワクワクしていたいようなそんな空間の中で、暗転。いよいよ始まると歓声が上がる会場。

 

オープニング

映像が始まる。それはJr.祭りの合同公演で流れるものとは違うもので、まるでデビュー組のそれと変わらないくらいにこのコンサートのためにきちんと作りこまれた映像で、わたしはそこでもう鳥肌が立つ。たった1回きりのコンサート、本人たちのやる気どうこうではなく、どこまで作りこめるのかと思っていたそれが、払拭された。この1公演にすべてをかけた公演が始まると確信した。

内容はきちんとメモっていたわけではないのでざっくり。夢を持つ少年が、「僕はスーパーマンになりたい。けれどそんな夢を持つことを馬鹿にされる」「夢を持つことは間違いなの?諦めないといけないの?」と問う。それに応えるLOVEと名乗る声が、「私はあなたの夢を応援します」「夢を叶えるためには人間の喜怒哀楽を知らなければならない」と言う。「これから夢を追う7人の若者が人の心を動かしていく」と紹介。暗転。

マンションのようなセットの一部屋ずつに順番に登場。真田くんから始まって、最後は安井くん。部屋がメンカラに光る演出もすき。全員出てきたら明るくなるステージ。下で準備万端の楽器組。安井くんの「行くぜ横浜ーー!!!」の煽りにペンライトを挙げた瞬間に始まるイントロ。

 

■CALL

やっぱり1曲目に持ってきた!しょっぱなからグンと高まるボルテージ。「めいくさむのーーいず!!」で騒ぎ「Hey!」もかんぺき、OMG後の「フゥ~~~!!!!」も慣れたもの。わかりきったC&Rなのにどうしてこんなに楽しいのか!!なにより、打点の高いらぶ担のペンライトが、「Hey!」と一斉にノルそんな横浜アリーナを見てしまったら涙ぐまないわけがなかった。

7人の勢いと熱、応えるファン、それは今までのライブハウスで見ていた距離感とまったく変わらない。後のMCで真田くんが言っていたけれど、「ライブハウスや劇場でやらせてもらうことが多かったから、この規模でみんなが盛り上がってくれるか不安だった。でも出てきた瞬間にその不安はふっとんだ」。まさにその通りだったと思う。

あと、CALLのピンク衣装のジャケットがマイナーチェンジしてた。やすいくんはピンクのふりふりが首のところについた。長妻くんはきらきらしたベールみたいなマント?のようなものがついたし、萩谷くんと顕嵐くんは黒いふりふりが追加されてた。他3名はわからなかったし終演後該当担に聞いてもたぶん変わってない・・・?とのことだったから大きな変更はなしかな?全体的にすっきりしていた印象からちょっと派手になった感じがある。こ、個人的には前のままのほうが好きだった・・・(笑)

 

言葉より大切なもの

これがさ~~~私にとってもおそらく安井くんにとっても大切な曲だから、CALLの次に選んでくれたことがもっのすごく嬉しかった。諸星くんの♫こーとーばよりもたいせつなもの「…ここにはあるよなぁみんなー!?」\そうだーーー!!!//最高。♫疑うことなく旅する雲が素晴らしい今日も♫までを私たちに歌わせて、♫あなたよりも大きな愛は他にはないんだよ♫ってこっちに向かって手を伸ばしてまっすぐに歌ってくれるLove-tuneにここまで泣き通し。♫例えばの話~♫からのやすあらラップも相変わらずかっこいいし、何より2012年にバカレア括りができてそんな中戦ってた安井くんがよく歌っていた曲だから、Love-tuneになっても大切にしてくれているのが嬉しい1曲なんだよなぁ。

 

T.W.L.

もう慣れたものな冒頭の♫あっあっ~あっああっあ~♫の練習から。もちろん「調子どうよ!」\どうもこうもないよ!!//は健在。慣れた曲で、そしてただ見るだけでなくこちらも参加するバンド曲でファンをあっためていけるのは、Love-tuneならではの大きな武器だなぁと感じた。あとやっぱりこの曲のみゅうたろう背中合わせがだいっすき・・・。

 

T.W.L.が終わるといったんはけて暗くなる会場。すぐに現れるLove-tune。黒い新衣装を身にまとって花道を通りセンターステージへまっすぐ前を見据えながら凛々しく歩いていくんだけど・・・そのBGMが、Zeppのオープニングでかかってたやつだったんですよ。。ZeppでとろけたLove-tuneの看板(美勇人くん的表現)が徐々に上がっていくあのときのBGMと一緒で、心の奥底からテンションの上がる感じがしてため息をついた。

Zeppよりも数倍大きな会場を歩くLove-tuneが堂々としていて、めちゃくちゃにかっこよかったよ・・・。そうか、あれからまだ半年も経ってないんだね。なんてことを考えていると一瞬落ちる照明。

 

Crystal sky

祭り合同で披露された新曲。ダンスナンバー。メリハリをつけたダンスとくるくる変わるフォーメーションがとんでもなくかっこいい。安井くんの高音も楽しめるのでボーカルラインだけじゃなくてハモリにも耳を傾けてほしい曲・・・。メンバー全員に魅せ場があるのもかなりの高ポイントだと思うな~。いいパートが分散されているし、ダンスパートの美勇人くんセンターの逆V字はあれ、みんな目が覚めるほどのかっこよさでしょ。。。Love-tuneのスキルがあるからこそ、ここまでの完成度になったなと思うから、これが合同でも披露できていたのは良かったなぁ。

 

Masterpiece

Love-tune容赦ない(1回目)。曲終わりまったく途切れなくまさに息つく暇なく始まったマスピなんてもう、らぶ担からしたらかっこいいことが約束された曲すぎて高まる鼓動が止まらない!センステで踊ってから花道通ってバクステへ。

萩安タイムももちろん健在・・・。今回は安井くんの♫~君と笑い合えるPlace♫で萩ちゃんと交差しながらお互い顔を見合わせて笑っているのがもう、もうその時点で・・・。そして背中合わせからのハイタッチ。何度見てもここは最高にエモい。そしてもろみゅアクロからの飛び出してくる顕嵐くんはLove-tuneの強さを凝縮してるな~と。その後の横並び一列でのサビも最後までものすごい迫力。バンドの次にこんなかっこよさ見せつけてくるLove-tuneさんはんぱないなぁ・・・。

 

MU‐CHU‐DE‐恋してる

美勇人くんのふにゃんふにゃんの「魔法をかけちゃうぞ♡」の煽りで始まるのがかっわいいすぎる。。。おなじみのハートを作ればもう大歓声!♫~恋の魔法ほらかけてあげーる…横浜♡ってかわいく歌う安井くんはやっぱりずるいな~~。途中からリフター使ってた(この曲だったよね?!)んだけど、安井くんってばリフターにちょこんと座って歌ってて、はちゃめちゃにかわいかったな。。

あとね、♫あいみーすゆーどんなときも~♫の安井くんが、歌い終わったあとはにかんだように目線外してふにゃんと笑ってて、あーちょっと浮かれちゃってるな~てのが丸わかりでかわいかった。。Zeppではけていったときの笑顔みたいだった。本当に浮かれちゃうとわかりやすくって、しかもふにゃふにゃになっちゃうのいとしい。それと、やっぱり「らーぶ!」のC&Rは楽しくてかわいい。全部かわいいしか言ってない!!!!

 

ラブメドレー(ずっとLOVE→愛を叫べ→LOVE YOU ONLY→君にHITOMEBORE→おーさか☆愛・EYE・哀→アイアイ傘→愛ing→Love so sweet)

全部1サビぐらいずつ。Love-tuneってかわいい名前をもらったからには、愛やLOVEのつく曲たくさんやってほしい!って思っていたファンは多かったと思うから、これすごくよかったな~。Love-tuneならでは!だし。アイアイ傘がうわさのあらみゅ。わたしはらぶゆーおんりーで肩組んでべったべたにくっついて歌うやすれおがかわいかった。。。

 

This is Love Song

そんなラブメドレーの締めくくりがこの曲!残念ながらフルではなく2番のダンスVer.から。本当にこの曲は幸せになる曲だね・・・。安井くんの好きになっちゃう♡はこの日はかわいくウインクしていたかわいい・・・。落ちサビでぎゅーってなるのも合同のまま。メンバーが笑顔で思い思いにくっついてるの見ると多幸感で涙が出てくる。曲中のアイコンタクトもこの日はすごく多くて、安井くんは美勇人くんや諸星くんとよくアイコンタクトしてた◎

途中で手書きのメッセージが映し出される演出もニクいな~。安井くんは「これからも俺ら7人とみんなで幸せになろうね♡ けんちゃん」であったと思う。。ちみっこい丸文字でひらがな多くてかわいかった。他のメンバーもファンへの愛のメッセージを。覚えている範囲だと、美勇人くんの「ずーっと好きぽよ」と、長妻くんの「俺とデートしようよ。連絡先はこちら」みたいな感じ・・・だったかと・・・。

 

烈火 【

最初にZeppのときに流れた、ユメアイの烈火を編集した映像が流れる。Zeppでは入ってなかったナレーション付き。ユメアイ烈火前の「いつの時代もなぜ人は争い~」のような内容。映像が終わると出てきたLove-tuneは、ハピアイで着てた金の着物を身に纏っててかっこよかった・・・。

しかもなんと言ってもこの烈火、1番終わりの3人のダンス後に殺陣をはさむ!センステで剣を交らせるさなみゅ、そこに割って入る諸星くん、(途中布をひらひらさせてたやすあらは天女だった)、最後に安井くんも剣を持って登場してやっと、「Are you ready?」で2番のバンドへ・・・!そもそも6分超えの大作である烈火がさらに超大作になっていて感動!2番はカットされがちだったけど、今回はもちろん披露。真田くんの「狂っているんだーー!」(ギターぎゅいーーん)もちゃんとありました!

サビから赤い羽根が舞ってるんだけど(のちに紅白の羽根になる)、これが血しぶきを意味しているんじゃないかという説を聞いてなるほどと唸った・・・。おそらくこの【哀】の感情では「戦争の哀しみ」を表現しているのだろうと思っていて、それはこの次の曲へと繋がる。

 

Triangle 

今回のベスト盤のような公演の中で、唯一のオリ曲以外で初披露の曲(ラブメドレーのワンフレーズは除く)。バラード、1曲は欲しかったから嬉しいし、何より全員の歌がうまいから染み入る。出だしの諸星くんは、本当にバラード映えする歌声だね。。そしてこのTriangleも戦争の哀しみと、平和の願いが込められた曲。ここで、この曲を持ってくることはまさにストーリー性だなと思った。Love-tuneは【哀】の感情の表現として、反戦を祈った。

ここで感情のひとつ、を教わったことになる。

 

■コント~モロササイズ 【

・・・と、しんみりしたのも束の間に、画面に映し出された【楽】の文字。センターステージに現れた、ピンクのタンクトップを着た”モロさん”。毎年やっていたクリエがないからって、まさかここでモロさんに会えるなんて!そして、この場面でみんなの脳内を駆け巡ることとなる♫座るか~座らないか~♫の登場である(笑)6人の人生をかけたいすとりゲーム・・・という軽快かつ重たい内容に、突然ミュージカル調で萩谷くんから順番に♫なぜ~あらそわなければいけないのか~♫と入っていく。つっこむ安井くん。「いやいやいや、そんなのやんないから!」とつっこんでいても最終的には参加。それでまぁいすとりゲームをして安井くんが勝つんだけど。。絶妙に言葉にしにくい、コントだったので割愛!w

そしてモロササイズももちろんあり◎会場がみんなペンライト置いて手を挙げている光景、すごかったなぁ・・・!ここまで全員参加する!?ってくらいノリがいいらぶ担はさすがだな~◎真田「これはもう奇跡だね」諸星「一国の王になった気分!」わかる、王だったよ諸星くん。。。

 

前向きスクリーム! 

らじらーで言っていた、タオルを回す曲はこれ。この曲ももう結構やってきてるからノリやすくてすごく楽しかったな~。

こうしてみんなで楽しんで、の感情も手に入れた!

 

MC

MC内容はレポしているととんでもなく長くなるので割愛。相変わらずらぶのMCはゆるい笑いが多くて、仲いいのが見て取れて平和だな~と思うから好き。はしゃぎすぎの萩谷くんと、早口の顕嵐くん、フリップ芸の真田くんが面白かったな・・・。あと千賀くん、いつも本当にありがとう!

MC終わりに、萩ちゃんが新しく挑戦した楽器があるとのことで披露。諸星くんに影響されて、と言っていて、メンバー同士でもそうやって刺激しあえる関係なのってすごく素敵だ。萩谷くんはスティールパンという、少し不思議なきれいな音色の打楽器を習得してきた。音を聴かせるために弾いた曲がリトルマーメイドで、「アリエルだ!」ってなるメンバーたちかわいすぎでしょ。。そこで真田くんのアコギ、諸星くんのサックスとのセッション開始。会場の照明も落とされて、おしゃれで心地のよい音楽が流れる。突然の上質な時間。他の4人も目を閉じて体をゆらしながら聞きほれてた。

 

侍唄 (真田・諸星・萩谷)

そのままの流れで始まる侍唄のおしゃれなことよ!全員の声質も違うのに変な混ざり方をすることなく、心地よくそれでも熱い演奏で感動した。。エイトにとっても大切な歌だというのを聞いて、だからこんなに大切に歌っていたんだなとあたたかい気持ちになったなぁ。

 

One Love (顕嵐・長妻)

スーツに花束、似合うこと!!!お客さんの中で歌ってたからもう会場キャーの嵐だよそりゃあね・・・。花束をファンの子に渡したりのドキドキの展開だったけど最終的にはらんれおの結婚式だったからだよね・・・って思いました(笑)

 

YES! (安井・美勇人)

問題作。ちょっともうこれについてはいろいろと言える。まずらんれおが出てきた時点で、次がみゅうたろうであるというざわめきも生じていて(笑)まさか・・・?あのクリエでやったあれが・・・?いやいや・・・?と思っていたところに、ピンクの照明。イントロ。真っ白なシーツ。割れるんじゃないかってほどの歓声だったしなんならもうそんな悲鳴のような歓声はとめどなく湧いていた。それだけの需要と衝撃にこりゃみゅうたろうもしてやったりだろうなぁ。流れとしては私がツイートしたものを貼っておきますね。

だいたいこんな感じ・・・。いやもうこれは安井くんてば美勇人くんに抱かれてた・・・。しかもなんなら、上裸でシーツにくるまったところから始まるからもう、1回抱かれた後だわ・・・だからちょっとけだるさもあったんだな・・・。みたいな感じの衝撃作で、みゅうたろうの本気を見た。

何年も一緒にいるプラベでもふつうに中のいいふたりが、まぁだからこそってところもあるんだろうけれど、照れもなくここまでのことができるこれぞみゅうたろうだな~って。単純な仲良しでも、ただのビジネスパートナーでもないこのWinWinな関係を見せつけられたなと!内容もさながらに、何よりそこがすごくよかったし、こういうの見せられるとリハとか練習のときってどうしてるんだろう・・・ってどきどきしてしまう(笑)

ふたりでひとつのストーリーを作っていたなぁ。こういうストーリー性のあるコンテンツ大好きだから大正解だったと思います。。クリエの600キャパの亡霊もだいぶ成仏できたよ。。。

 

Dye D?

Love-tune容赦ない(2回目)。いやこれはちょっとキャパオーバーで私は崩れ落ちた。Yes!でみゅうたろうがふたりで消えていったシーツの奥から、萩谷くんが登場して歌い始める。会場また絶叫!そりゃそうだ!衣装がZeppのときとは違ったけれど、全員マントのようなものをつけてきて吸血鬼風。これもやっと見られた!って人も多かったんじゃないかな~。相変わらずそこかしこにキャーポイントのあるつっよい曲だから、やっぱりらぶ担以外にも見てほしいな~。ここでこうして季節感関係なく披露してくれたから、少年とかでもやってくれないかな・・・。

 

PARTY MANIACS  【

ここまで息切れしそうなほどだったのに、まだ続くかと・・・。「感情をぶちまけろ!!」という意味での怒りの表現はもっのすごいかっこよかったな・・・。あと歌割りを去年の祭りからも一新していて、もともとのらぶ4、そして謎4でやったものをうまく織り交ぜるのと同時に、らんれおのパートも新たに追加されていた。こうやって7人の魅せ方としてブラッシュアップしていくの、好きだなぁ・・・。

 

僕らの答え ~Here We Go~【

Zeppのときと同じく、安井くんの「俺たちの時代だ!!!」の叫びから始まる。スモークの中に立つLove-tuneのシルエットのかっこよさ。そしてセンターステージで躍る、この曲を躍ってくれることが本当にうれしい!この曲はバンドもいいけど、全員で魂を込めて躍る方が迫力があって好き。最後にセンターステージから花道通ってバクステ、外周と全速力で全員駆けていくんだけど、メインステージでゴールかと思いきやセンターステージまで1周して戻ってくるの、痺れた・・・!広いこの横アリを全速力で駆けて、センターステージで円になって倒れこむ。渾身のパフォーマンスだった・・・。

こうして、Love-tuneの気迫での感情も知ることができた。

 

■センターステージに倒れこんだ安井くんがふわっと顔を上げて、「あれ・・・横アリから声が聞こえる・・・」という煽りから。「どうみゅうと?」「まぁまぁ・・・(裏声)」というのを繰り返して(笑)やっと立ち上がるLove-tune

そして、「まだ【喜】の感情だけもらってないよな?!・・・みんなを喜ばせるために新曲を用意してきました!喜びの感情欲しいよな?!」湧く会場。すごい、なんて流れだったんだ!それまでもたくさんたくさん嬉しい曲も、かわいいパフォーマンスも、みんなで盛り上がったC&Rもあったから、喜びの感情なんてたくさんもらってきた、と思ったのに!これは嬉しい。

 

superman 【

Love-tune4曲目のオリジナル曲は、初めてのバンドなしの軽快なナンバー。ファンもみんなで踊れるようなかんたんな振付に、みんなで一緒に歌えるようなフレーズ。Love-tuneらしい明るくってさわやかな曲だった。それまでの4曲とはまた違うのに、どれもLove-tuneらしいなって思えるのって、Love-tuneの幅の広さなんだろうな。

何より私は歌詞とメロディにひそむ、ちいさな応援の仕方がすごく好き。大きく背中を押してくれるわけじゃないけれど、ちょっとがんばろうって思える歌詞。気づけば大人になってしまって変わり映えのしない毎日を送っている、そんなAメロが社会人にはぐさぐさ刺さる。けれどそんな毎日をちょっとだけ特別にしてくれるsupermanが、Love-tuneなんだ。おしゃれなファッションに着替えて、悲しみなんて脱ぎ捨てて、一緒に踊って歌う!まさにこのsupermanの歌を表しているし、Love-tuneのライブのようだと思った。忘れられない思い出を君にあげたい、だけじゃなくて、君がくれたよ、とも言ってくれるのが優しい。

空を飛んだりテレパシー使ったり、そんなsupermanにはなれないけれど、君の日常に忘れられない思い出をあげることはできるよ!だってやっぱり僕はsupermanだから!

そんなちいさな応援ソング。この曲、聴けば聴くほどよくって、それこそ通勤の満員電車に乗り込みながら聴きたいからほんと早く音源化してほしい。。

さいっこうのの感情も手に入れた!

 

■再びsupermanになりたい子供の映像。そもそも冒頭の「supermanになりたい」からもう布石だったと思うと本当によく考え抜かれている。子供は言う。

「どんなに辛いことがあっても、みんなの声が、笑顔が、愛があるから立ち上がれたんだ。僕はひとりじゃない。だから夢を追い続けるだって僕は。。。」そこで声が変わる。

今までの子供の声からLove-tuneメンバーの声で「supermanだから。僕は諦めない。君と僕で、新しい未来を創るんだ!」ああ、だめだ。これは泣く。声が、メンバーの声になる演出はだめだよ、、。

そしてこのsupermanになりたい少年が=Love-tuneメンバーなのだとしたら、LOVEと言ったあの応えるもうひとつの声は、きっとわたしたちファンだったんだろう。「みんなの愛と俺たちの旋律でLove-tune」と、よく言ってくれているけれど、本当にそう思っていてくれているのが見て取れたような気がして、深く息を吐いて涙で前を滲ませることしかできなかった。私たちの存在を、「自分たちの夢を応援してくれている存在」として見せてくれることが嬉しかった。

いつだって見せない美学のLove-tuneが、「諦めないで夢を追い続ける」と言ってくれたことがすべての答えだと思った。そしてこんな素晴らしい構成のコンサートを、映像までこだわって作ることができたこと、なんて素敵な未来を見せてくれたんだろうと思った。

 

SHE SAID…

でも、コンサートはまだ終わらない。イントロから漏れる歓声。Zeppでもそうだったけれど、1箇所にぎゅっと集まったバンド形式は、ビジュアルが圧倒的に強い。やすあらのWボーカルがいい意味でアイドルバンドで、いつものバンドとはまた違ったかっこよさがあるんだよなぁ・・・。

 

NO WAY OUT

「ペンライト置いて!」の声。かき鳴らされるギター。安井くんもギターを持って登場する。ああ来た、横アリでもペンライト置かせるんだ、と身震いする。かっこいい。本当に見渡す限りのペンライトが消えた横アリは圧巻で、挙がる手が手拍子が一体感が会場を包む。ああ楽しいなぁ、Love-tuneのコンサートっていろんな楽しみ方がある。きっと夢中でみんな手を挙げたし、Love-tuneは演奏でそれに応えてた。

 

NWO終わりに、「このままペンライト置いて楽しもうぜ!」の声。「まだまだ盛り上がれるよな!?」の煽りと共に始まるインストは、今回の祭りのFIRE BEAT前で演奏されていたあの曲。そのもっと前に、Zeppで象の前に演奏されていた、あの曲。来る予感がしていたのに、暗転して象の鳴き声がする瞬間はどうしてあんなに鳥肌が立つのか!

未来の約束をするこの曲は、Love-tuneの覚悟を表している曲。Zeppで満を持して披露された、想いがたくさん詰まった曲。この曲を披露するときの全員の表情がほんっとうによくて、気持ちがこもっていてそれだけで苦しくなる。安井くんはこの曲を歌うときいっつも瞳にたくさん涙をためて気持ちをむき出しにしてときに叫ぶように歌っているから、ぞくっとしてたまらなくなる。

安井くんのパート、♫~ひとりきりじゃないよ♫のあたりでリズム乱れたのはわたしも感じていたけれど、それにつられないように歌う安井くんも全力で軌道修正する楽器隊も、そのナマモノ感のあるライブが、「そう今でも!!!」の叫びに繋がっていてとんでもなく熱かった。

この曲は27日の各ユニの単独ちょい見せ披露でも歌われていたけれど、ついに他担の前で披露する覚悟と、しかもペンライトを置かせるという強気さが伝わってきてすごくよかったな・・・大事な曲。

 

象終わりの熱気も冷めやらない中、暗転して安井くんにのみスポットライトが当たる。「本日は本当にありがとうございました」と下がる頭。会場を見渡す視線。安井くんの挨拶は、私のツイートを参照します。

 

安井くんの挨拶は、どうしてこうも胸に迫るんだろうね?たくさん言葉を選んで発しているであろう言葉が優しくて、ここにいない応援してくれている人たちのこともしっかりと考えていて、まっすぐに、強い瞳で語ってくれる。それはすごく背負わせてしまっているなと思うけれど、彼が背負いたくて大切にしたいものがここにあるのなら、わたしは彼を応援することしかできないし、それでいいんだと思った。

ちまたで色んなことがたくさん囁かれていたし、変わっていく環境にいろんな憶測が飛び交っていたりもした。でもそこにはあえて触れず、安井くんの言っていたように「パフォーマンスに魂を込めて」表現してくれた。それでよかったし、それがらしさだと感じた。

何よりもここ、横浜アリーナで単独コンサートをやらせていただいたことを「こんな形」と表現するのが前衛的だなと。7人になったクリエで「絶対にアリーナクラスの会場に立とう」なんて、そんな約束していたなんて。600人のキャパから始まった7人が15000人の前にいる。そしてそれだけで全然満足なんてしていない。悲観的なわけでもなく、自分たちの信じる前を見据えている。

一緒に夢を見続けよう。夢って最高だよな!?そんな言葉から、予告されていたあの曲へと繋がる。

 

Dream On

まさに、出来すぎじゃない?新曲【superman】から、【夢】そして【喜怒哀楽】へと結びついた演出のフィナーレが、夢がまだ続いていくと歌うこの曲。それも、ファンと一緒に作るこの曲。

原曲からバンドサウンドな曲だなと思ってたらやはりバンドだった。安井くんの、Love-tuneのひとつの武器であるらじらー!を利用して事前に告知をして、ファンも歌えるようになっているっていうのは、使える武器を思いっきり使っている感じがしてすごくかっこいい。何より「みんなと歌いたいんだ!」と安井くんへ告知をすることをお願いしたメンバーもかわいい。その願いが届いて、会場は大合唱。ちゃんとメンバーに聞こえていたかな、すごくすごく、宝物みたいな時間だったね。

 

■これで本編終了。最後はみんな明るく笑っていて、充実した時間だったのが伝わってきた。周りから聞こえる、すすり泣く声。満足げなためいき。でもそれも束の間に、らぶとぅん!とコールする声。

 

<アンコール>

レッツゴー!!!→SEVEN COLORS→SHAKE

以上のおなじみの3曲でファンサ。顕嵐くんの大好きな♫さなSHAKE さなSHEKE  さなSHAKE~の~じかんだよっ♫が相も変わらずかわいくて耳に残る!これだいすき!なんなんだかいまだによくわからないけれど、これが恒例になっているのもLove-tuneの平和さだな~と。

アンコールラストは「まだいけんだろ!?」の煽りと共に、おかわりCALL。自分たちで「1日に1回のみのはかいこうせん」と言っていたCALLをもう一度持ってきたのは気合を感じた。それにこのCALLはいつもと一味違っていて、ギラギラしたあのかっこよさよりももっと幸せで楽しい!というのを全面に出したCALLだった。

これは、アンコールで、かつ自分たちのファンしかいない空間でしか見せない顔だなと思った。長妻くんがふいに前に出てきてみんなで笑いあったりとか、踊ってるときもアイコンタクトがそこらで飛び交ってみんなが幸せそうにしていたりとか。もちろんC&Rの盛り上がりはそのままに、全員がただただ楽しそうなCALLは貴重だったなぁ。

 

アンコール終わり、全員が一列になる。「俺たちとみんなで!せーの!!」Love-tune!!!!の声と共に、銀テープが出る。ああこの光景をわたしたちは何度願ってきたか。それこそ「こんな形で」はあったものの、こんなにきれいな光景を見せてもらえたこと、誇りに思うよ。しかも祭りのテープと同じかと思いきや、裏にLove-tuneのロゴ入りなんてサプライズ・・・!わたしは自力で取れなかったけど公演終わりに「ワンロゴどうぞ!」っていただけたので(涙)うちに飾ってますありがとうございます。。。

何より、捌け際に「銀テープおまたせ!」という安井くんはずるい。3年前の2015年頭に行われたガムシャラJ's PARTYで、「俺たちがー!じゃにーずじゅにあー!」の後にぱーん!ぱーん!と言いながら手で何か投げるふりをしてエア銀テやっていたあの頃から、「いつか本物降らせるから!」と強く強く、言ってくれていた。エア銀テープはその後Love-tuneになってからもずっと続けていて、ああやっと、このひとつの安井くんの約束が果たされた、と担当冥利につきたよ・・・。

 

<Wアンコール>

「これは現実か?」「現実なのか?」という美勇人くんと安井くん。それだけきっと夢のような時間が過ごせたんだとしたら、それはお互い様だよ、と私も思った。

Wアンコールはsuperman。一度聴いただけで見ただけで、なんとなく思い出せる振りとメロディで既に会場が一体化したこの曲が、これからのコンサートでどんな位置づけになっていくのがすごく楽しみだと思ったなぁ。

捌け際に、あんな夢うつつなことを言っていた美勇人くんが「絶対また会うぞ!」と強く言っていたのが印象的だった。安井くんも「またこういう機会がもらえるように、僕たちLove-tune7人これからも突っ走っていきます!」と強く言ってくれた。そんな最高のあたたかい空気の中で終演したコンサートは、終わると自然と拍手が湧き起っていた。

 

 

「アリーナクラスの会場に立つ」「銀テープを飛ばす」そんなふたつの願いが叶ったコンサートだった。それは今まで見ていた景色よりもやはり大きくてきれいで、こんな景色が当たり前じゃないと知っているからこそ余計に輝いて見えているような気がした。

でも、安井くんの言ったように「こんな形」であることは確かで、そう言ってくれたこと、わたしは嬉しかった。これで満足はしない。これが完全に叶えたかったものじゃない。それはきっと全員の総意であり、上を目指していくというその言葉への嘘偽りのなさを感じた。またこんな景色を見せてほしいし、見せてくれるんだろうな。

世間はまだLove-tuneを知らない。狭い世界ではいろいろなことを言う人もいるけれど、それすらも力に変えてくれるsupermanが7人もいるから、また7人とわたしたちの時間を作るために私も彼らもがんばっていくんだ。

たった1公演だけのコンサートのために、曲順・映像・照明・特効と、拘らせてくれた人たちにも感謝。おかげで、Love-tuneのこれからがもっと楽しみだと思える最高のコンサートになりました。観に来てくださった関係者各位、特にいまだに交流のあることが判明した渡辺えりさん、キムラ緑子さんの三婆メンバーには可愛がってもらっていて頭が上がらない。たくさんの愛に溢れた公演だったと感じる。

 

Love-tuneがこれからどうなっていくのか、どんな夢を見ていくのか、わからないけれど、だからこそいとおしい。願わくば、「諦めない」なんて約束の言葉よりももっと浮かれたような言葉が、望む世界へと続く言葉が飛び交うコンサートが近い将来開催されることを願って。安井くんが「ついてきてね」と言ったあのクリエから、わたしの気持ちはずっと変わっていません。だいすきだよ!次はLove-tune Live2018かな!

想像が現実になるまで、あと18時間。

ばかみたいに、前日から胸の高鳴りが止まらないんだ。会場の中にいる自分を想像しては、胸が苦しくなる。

 

自担の所属するグループの、単独コンサートが今日開催される。Jr.の1年のルーチンワークではない、イレギュラーなライブとして。

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忘れもしない7月28日。

わたしはいつものように仕事をしていてお手洗いに席を立つついでに何気なく携帯電話を手に取って、何気なく届いていたメールを見た。メールなんてもうメルマガしか届かない。そんな中で、ジャニーズJr.情報局のメールが目に入る。これといって何を期待していたわけではまったくなかった。そんな中で目に飛び込んできたのが、これだった。


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  「Love-tune Live 2017」決定

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意味がわからなくて、思考が止まった。手が震えた。このままだと泣いてしまいそうだったから、慌ててトイレの個室に入った。Twitterを開いた。夢じゃない。夢じゃない。

 

そのときには実感としてなんてすぐに感じられなくて、EXで本人たちの口から聞く「単独決まりましたー!」もどこか夢物語のように実態を掴めずに感じていた。正直言って、つい最近まで実感なんてなかった。チケットが届き始めたときに、「ああ本当に開催するんだ・・・」と今更に感じたのを覚えている。もちろん、ずっとZeppのことは視野に入れて休みを取ったりしていたのだけど。と、いうより実際に入らないといまだに本当に実感なんてないのかもしれない。けれど、もう夢ではないのはわかる。夢だなんだと言っていられないのも、わかっている。

ユニットとしての未来を望むのならば、この単独コンサートはその夢の一歩として避けられないと思った。Love-tuneは、そうでなければならないとも。どんな声をも自分たちで跳ねのけてそれ以上の応援を、愛情を手にしていかなければならないグループだと。

 

単独コンサートが決まったとEXで発表するときに、「みんなのおかげ!みんなの声のおかげ!」としきりに言ってくれた。ああごめん、わたしは単独コンサートを開催してほしいなんてそれほどまでのことは口に出来ていなかったよ。そんな要望を声として、想っているだけではなく届けた人が居たことは嬉しくもあり、自分の無力さも感じられた。想うだけ、呟くだけで満足していた。あとは本人たちとその周りの大人の気持ち次第だと。でもきっと、それだけじゃないんだね。わたしもちゃんと、口にしていかなければならない。届ければ叶うかもしれない。そこまでやった方が、応援し甲斐だってきっとある。

けれどやっぱり、誰がどんな要望を送ろうと最後には本人たちの希望とやる気と信頼だと思うから、Love-tuneがこの単独コンサートを勝ち取ったことは、とてもとても誇らしい。

 

と、まぁなんだかんだと語ってみてはいるものの、本当はこのソワソワとした気持ちが抜けなくて、早くその時が来てほしいのに来てほしくなくて!7人の写真を見るだけでゆるゆると泣けてきてしまうほどの精神状態。


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いとおしくて、困った!だいすきである。

 

こんな感情な今このときを忘れたくなくて、とにかく少しでもLove-tuneとこの今しかないときめきを感じていたくて、押し花のように大切にここに閉じ込めてみているところ。明日になったらこの気持ちはどこかにいって、代わりに別の愛しさで溢れているだろうから。始まる前の少し不安でだけど幸せで好きでたまらないこの感情は、1stコンサートの前にしか味わえないかもしれないから。

 

たくさん、たくさん。行けない人もいる。

チケットは予想外に争奪戦だった。わたしや友人の少なくはない名義が全滅だっただけでなく、それが色んな人の元で起きていた。だからこそ実感がわかなかったとも言える。だって、スタンディングの大きな会場で平日の夜に?まさかまさか、ここまで当たらないライブになるなんて!予想外だし人気なことは嬉しい、けれどやっぱり。見たい人が興味を持ってくれる人が他にもたくさんいるのにもったいない!あとどうしても、わたしは入りたい!!!!と、いうことでなけなしの手持ちのチケットとの交換や有り難いご縁やらでわたしはどうにか行けることには。なったけれど。友達で入れないと嘆く人も見て来たし、気になるのになーと呟くデビュー組担も見て来た。ああもったいない。もったいない!

けどそういう想いも全部汲んで、「次に繋げるライブにする」と言ってくれたから、もうすでに次が楽しみだと思えるんだよね。次はもっとたくさんの人が来られる場所で、たくさんの人の笑顔のまんなかにいてほしいなぁ。

 

な ん て !

今は悠長に次に思いを馳せているほどの余裕はないんだけれど!粛々と文字を打ち込みながらも恋してるみたいに心臓が痛くって、ふとした時に怖くなる。当日までに死んだらどうしよう?火事になってチケットが燃えたら?足を怪我してスタンディング行けなくなったら?なんて何回も何回も考えてた。ほんとうにならなくてよかった…(明日のその時までわからないけれど)

今からこんなにどきどきしていて、Zeppの中に入ったらどうなってしまうのかな?意外と逆に、入ったら現実味がふっとんでしまうのかも。あー、想像しているだけでくらくらしてゆらゆらする。なんてこったい。

 

何を歌ってほしい、どんなものを魅せてほしい、という希望は不思議なほどにないんだ。

なんだって良かった、彼が胸を張って『Zeppで魅せたい!』と思って披露してくれるパフォーマンスなら、なんでも。なんでもいいなんて、なんてネガティブな!と思うかもしれないけれど、いい意味で使ってる。下手にこれやってくれ、あれが見たい、なんて期待してしまえば勝手に裏切られたような気になって、自分勝手な自分の好みとの差異に悩むことになる。そんなのひとり相撲だ、たのしくない。もちろんそんな時もあったけれど、今はただ、Love-tuneがいま魅せたいと思うものが見たい。作りたいと思う空間の一部になりたい。これから抱く希望や理想の原点に立ち会いたい。そんな気持ち。Love-tuneはだって、いろんな意見があること全部知っていて選択してるんだもん。それならその船に乗るしかないから、彼らの選択を自分の知っている・望んでいる世界と比較したくない。今はね。望みがあるときはわたしも望みますけど。笑

 

あ!あと忘れちゃいけないのがグッズ!!2500人のキャパで3日間3公演のみしかなくて、ジャニーズJr.で。まぁグッズを作る費用やら運搬費やら人件費やら・・・そんな中でもTシャツをグッズとして出してくれたことはさいっこうに、うれしい!しかもMyuto Moritaプレゼンツとかそんなの、そんなの・・・!(言葉にならない)アンコールでそれ着て出てきて、「俺たちの名前はー?!」とか言われたらあ、だめだだめ想像して今泣くほどのメンタル!!!!最近のJr.のグッズのだ、ださ・・・うん、そんな感じも相まって、他のグループにも羨まれること間違いなしの出来になると、まだ見てないけど確信してる。し、Love-tuneの多彩さを見せつけるようで本当に、多方面から見て死角のないグループだなぁ。。

 

ふぅ。本当に本当に楽しみで、リアルにチケットを眺めて10分とか経過してたりするから我ながらやばい。ああついに、ついにもう迫っているんだなぁ。最高の3日間にしたい。する。仕事もあるけれど。全員髪形を整えて気合十分だと聞いたけれど、わたしだってこの日曜日に美容院行って気合入れてきたから!!!はーーーほんとに、油断すると心臓がどこかへ飛んで行って倒れてしまいそうなんだけど、大切な彼らの1stLIVEに参加できる喜びを胸いっぱいに吸い込んで、噛みしめて、自分の中で咀嚼して味わえたら、またその感想はここに書きに来たい。そうやって、Love-tuneによって感情を揺さぶられてしまいたい。「ついてきてね」の一言を信じて、ずっとついてきた安井謙太郎くんの、大切にしているものの一部になりたい。文字を打つのをやめると、トクトクと聞こえる心臓の音が、明日は大きな音でかき消されてしまいたい。雨も寒いのも関係ない。宇宙イチ熱い夏にしたLove-tuneと一緒だから。

 

Love-tune Live 2017

絶対、成功させよう!

「気合と覚悟!」

Love-tuneとわたしの2017年、夏。

Love-tuneというグループの、アイドル性を肌で感じられたコンサートだった。わたしが思っていた以上に、彼らはアイドルだった。

 
~君たちが~KING'S TREASURE~ Love-tune単独公演。

幕が開いたその奥は、キラキラと輝くアイドルの世界だった。わたしはてっきり、最初はバンドで始まると思っていた。実際、2年半ほど前にバンドスタイルを披露した公演、ガムシャラJ's party Vol.8,9はそうだった。最初にお客さんをバンドで盛り上げてしまえば勢いがついて、それこそ「最高の滑り出し」となる。だが彼らはそれをしなかった。マンションのようなセットに立って、メンバーカラーの衣装を着てSMAPさんの「Amazing Discovery」、そんな王道アイドルソングを歌う。メンバーカラーに光るライト。これぞジャニーズ、そんな曲調の中に確かに感じるメッセージ性のある歌詞。「未来は最高 さぁWakeUp!」そのまま流れるように「Hey summer honney!」、そしてLove-tuneとしてはおなじみにもなった「MUCHU-DE 恋してる」に続いていく。アイドルとしてかんぺきだった、さぁこれからキラキラした夢のような夏のひとときが始まる予感を存分に感じさせるこの最初の流れが、突然に、そして最高のタイミングでぶったぎられる。

ここで「CALL」だ。本人たちも「この曲はパワーを使う」と言うほどにエネルギッシュでパワフルで、だからこそこの場所にこの曲が悠然と置かれるセットリストは粗暴であり正しい。なぜならここは、ただの王道アイドルのコンサートではないからだ。曲前に真田くんと美勇人くんが背中合わせで支えあってギターとベースを構えるそのシルエットだけでなぜにこんなに興奮するんだろう!そこから始まる演奏、顕嵐くんの「Every body,meke some noise!」の声に上がる歓声、突き上げられるペンライトの中でアクロバットと共に繰り出される「oh,my god!」瞬く間にLove-tuneの渦の中だ。本当にこの曲はいい意味で場の空気を攫っていく、強い曲だ。Love-tuneでないと、扱いきれない曲だと思う。特に現場で聴くCALLの熱には毎回圧倒されるとともに、見る度に新しい楽しさを発見させられる。続く「T.W.L.」ではお客さんに歌わせる場面もありつつ、きっとこの曲は誰しもが諸星くんの曲だと思っただろう。渾身でサックスソロを吹いてからの大サビソロはかっこよすぎる。「届いてくれたよなぁぁ?!」と叫ぶそんな気持ち、届いてないわけがないよ。そして息つく間もなく「Revolution」。ここで忘れてはいけないのはタオルの存在。初日は誰もタオルなんて持っていなかった。いやそれも当たり前であり、グループ名すら印字されていないその1600円のタオルは、いったいそれまでに何枚売れていたんだろう。わたしも例に違わず持ってるわけも購入の視野にだって入れてなかったものの、呆気なく次の日にはそれを購入した。なぜなら、Love-tuneと一緒に全力で楽しみたかったからだ!そして同じように楽しみたい人たちがタオルを次々購入し、ついには売り切れ状態にすることができた。これは誇れることだと思うし、そう誘導したLove-tuneは賢いと思った。「Love-tuneの一声でグッズが売れた」という事実が残ったことは、それこそ美勇人くんの言葉を借りれば「お金が回っている」ということで、タオルという自分たちのグッズだけではない部分でも証明ができたことはそれこそ次につながる一歩になると思った。というかね、ジャニオタになってライブハウスでタオルを回すことがあるなんて思ってなかったよわたしは・・・。

 

挨拶を挟んで「make it」。クリエでは曖昧だった歌詞がスクリーンに表示されることで、真田くんが伝えたい言葉がダイレクトにしみ込んできて痛いくらい。汗だくになりながら、おニューのまっしろいジャズマスターを弾いて歌う安井くんの姿は、2年前には想像もつかなかったよ。そして事前に予告もされていた「罪と夏」がここでビートくんの紹介と共に始まる。(・・・余談だが、ビートくんとはここでサヨナラとなる。もう少し終盤で煽りに登場してくれてもよかったのかなぁと思いつつ、このオリジナルキャラが喋って煽る、という発想は色んなライブ映像を見て勉強しているなと感じた。メンバーが分担して作り上げたというのも高ポイント)罪と夏では、巨大な風船を客席の頭上に飛ばす。これもきっと、メンバーがやりたかったんだろうなと思うととにかく微笑ましい。さてペンライトを縦に振り、ただ盛り上がっていたその時間も長妻くんと空男によって壊される。圧倒的なかっこよさと何かが起きるその核心。少しずつ上がっていく幕の奥にいたのは、左手で逆手にヘッドホンを持ち、サングラスをかけた安井くん・・・いや、DJ YASUIだった。。。そう始まるは突然のDJタイムLove-tune DJ Remixと称して今まで披露してきた曲を安井くんがDJで流し、ほかのメンバーが躍る。頭上では回るミラーボール。EXシアターは、ダンスフロアとなった。なんだこれ、なんだこれ!そう思いながらも楽しくてかっこよくて、また新しい試みを見せてきたことに驚いた。バンド?それだけじゃない。音楽はもっと幅広く楽しめるんだと、見せつけられているようだった。それにプラスして光の演出にもこだわっていて、安井くんが手をかざす箇所のライトが順に照らされていったり、回るミラーボールを強調させるように薄暗くなったりと雰囲気もがらりと変わった。すごい。そんな言葉を言う間もなく次に始まるのは、4人の思い出の曲。「TakeOver×FOREVER」。おととしの、まだ名前もなかった4人でDREAMBOYSに出演した際に、どうにか爪痕を残そうと披露したその曲を、7人で披露した。ああこれすらも、と思った。4人時代にやった曲を少しずつ、7人で披露していく。ふぁいあび、へぶんり、きっす魂、ぱりまに・・・まさかTO×FEまで披露してくれるなんて。始まった瞬間は、4人にとってあまりにも大事な曲だったから一瞬戸惑った。けれどちゃんと、着実にブラッシュアップされた上での7人での焼き増しだった。4人で作ったこのLove-tuneという道を、大切にしながら突き進んでいく。そんな姿を象徴するような安井くんと顕嵐くんを上に乗せたフォーメーションは最高にかっこよくて、最高に強かった。最後のVSスタイルになるところはそのまま(メンバーは変わっていたけど)なのもよかったなぁ。ところどころにちりばめられる「これぞジャニーズ」にキュンとするよね。。クリエに引き続いた流れとなった「Otherside」→「SEVEN COLORS」もLove-tuneらしい。ペンライト演出があったのもここ。七色ペンライト・七人組・セブンカラーズ・・・とちなんでいるのもいじらしい。諸星くんが「オレンジがないんだ・・・」としょげれば「グループ名のロゴはオレンジだから!」と励ませるのは、最高に可愛いなぁと思ったしファンの心象を代弁してくれたと思う。いつかオレンジも含めた多色展開のペンライト出そうね。そしてMC。MCはさすがの落ち着きの安井くんを中心に告知だったりと安定感のある、けれど笑うところは笑わせられるおしゃべり。(美勇人くんのお金の話は少し危うかったけど。笑)何より、当たり前かもしれないけれど聞いていて不快になることが全くなかった。当たり前のようでそうでもないことだと思っていて、人を落として笑いを取ることだったり、あからさまな仲良しアピールだったりのない、メンバー感の平和な空気がLove-tuneのひとつの強みだなぁと改めて感じた。

 

MC明けは「Love Wonderland」萩谷くんの作ったかわいらしい振付もさながらに、それをがんばって一生懸命教える萩谷くんが尚可愛い曲。みんなで一緒に楽しめるし、スタンドマイクをみゅうたろう→さなもろ→らんれおの間から出てくる萩谷くん、という需要を理解したわちゃわちゃも楽しめる。わちゃわちゃの雰囲気も曲調さながらに明るすぎない爽やかさがあるところが、くどくうるさくなくて良い。個人的にはみゅうたろうのパートで、美勇人くんから手を出してみゅうたろうポーズを披露してくれたことにかなり驚いたと同時にかなりかなり嬉しかった!ほんっとにステージ上ではあまりやらないから。。同じグループになったんだし、そうやってもっとコンビとしても売り込んでいけたらいいなぁ。自分が背を向けることになってもわかりやすいようにとお客さんと同じ方向を向く諸星くんや、鏡のように手を動かしてくれる顕嵐くんや、「できてるよ!」の声にここでも優しくされてあったかい空気が流れるのがとっても幸せだった。最後はメンバーの掛け声で終わるのも、まさにアイドルのそれで良い。そして続くのは、待ち望んでいたと言っても過言ではないユニット曲。さなみゅの「BOMB」には安定感があって、千賀くんが観に来てくれた時にふたりで千賀くんを煽っていたのが最高に痺れた。次ぐ「GUTS!」はコントも織り交ぜつつEXシアターを走り回って盛り上げた。何よりはぎもろれおの笑顔が最高に可愛い。満を持して登場するやすあらの「My girl」これはずるい。ふたりの甘い歌声とクールなラップ、切ない表情に会場の空気は完全に持っていかれる。そんな中で始まるのが「Tell me why」なのがまさにわかってる!と膝を打つほどの流れ。これはきっと会場中が自担のそれぞれ違った表現の仕方にやられていただろう。わたしもそう、安井くんの「今すぐにあいたい・・・」と伸ばし引かれる手と閉じられる瞼に完全に魅了された。たぶんここで、全員自担に惚れ直してぽーっと・・・してもいられない。「僕らのこたえ~Here we go~」、バックバンドについていたこの曲をまさか躍ってくれるなんて!安井くんの「俺らの時代だ!!!!」の煽りに最初からぶちあがる・・・その後の歌詞がまるで自分たちのことのように沁みて、「このままじゃ終われない」と彼らの叫びを聞いているような気分になる。そのまま「FinallyOver」、定番となった「NOWAYOUT」へ続いていく。この曲ではペンライトすら置いて手の振りとクラップで盛り上がる、まさにバンドらしい歌だ。終わった後の顕嵐くんの言葉が印象的だった。「こういうのもたまには俺はやりたいなって思う。俺は、そう思う」そう言った顕嵐くんはきっと、いろんな意見のファンがいることをわかっているんだろうな。

 

いつの間にか最後の曲。暗いステージ上でひとり、スポットライトに照らされて安井くんは言った。

「俺たちは普通のバンドマンじゃできない、普通のアイドルじゃできないところへ行こうとしています。みんなとなら、行けるって確信しています!これからも、ついてきてください」

わたしはこの挨拶があったオーラスは正直ここから泣き通しである。始まる「夕闇トレイン」のイントロ。この曲にはソロパートはたくさんあるけれど、安井くんには珍しく最後の最後の「サヨナラ」のみ(そこすらもしかしたらソロじゃないかもしれない)で、あとはハモリに徹している。けれどみんなの真ん中に立って、誰かと目を合わせれば嬉しそうに笑って、幸せそうにそこにいたその姿がわたしの胸に残って離れない。後奏が流れる中、一度伏せた目を上げてまっすぐとこちらを見る安井くんの強いひとみが好きだった。いっぱいに息を吸い込んでから吐かれる「ありがとう!!!!」の強さに身を委ねた。そうして本編が終わっていったけれど、Love-tuneは最後まで気なんてひとつも抜いてなかった。

 

暗転、のちに始まるのは「Love-tune summer vacation」と題して、バンド合宿のときの写真がスライドで流れる。BGMはマイラビ、なんてエモいんでしょう!砂にLove-tuneのロゴを書いてその前で全員で撮ってる写真が、プライベートの写真だなんて信じられる?いくら仕事の仲間との合宿とはいえ、スタッフさんのいるわけでもない、カメラが回っているわけでもないプライベート空間で、そんな写真を自分たちでセルフで撮る彼らのアイドル力の高さに脱帽する。そんなの、最高に決まってるよなぁみんな?・・・でもそれで終わらない。

「I Scream Night」のイントロと共に、安井くんがひとりで出てくる。照れくさそうな、嬉しそうな顔をして。夏の終わりを全身で表現するような少し切なくもまぶしいオーラをまとって。なんてことだ、これはずるい!顕嵐くんが次ぐ、そしてはぎみゅ、さなもろれお・・・みんなとびきりの笑顔で楽しそうに出てくることがどうしてこんなに涙を誘うんだろう?この曲の持つ明るく切ない雰囲気も相まって、キュウキュウに胸が苦しい。「俺たちと夏の思い出作りたいか!」の煽りに乗せられるようにして跳ねる。手を振り上げる。ステージ上ではくっついたり笑いあったりしながら、同じように楽しそうに跳ねるメンバー。それは水の弾けるように爽やかで、終わってしまうこのLove-tuneとみんなでの思い出がよりいっそうきらきらと輝くようだった。

曲終わりに、全員のひとことずつの挨拶がある。ここでも個性が光っていて、長妻くんが放つ予測不能なひとことに、真田くんと諸星くんが必ずかぶせて大きな笑顔にする。萩谷くんがテンションが上がりすぎてパギヤになれば、次ぐ顕嵐くんが「・・・はい、」と必ず一呼吸置いてしゃべるマイペースさを見せる。この雑多で優しい雰囲気こそがLove-tuneだと感じた。ラストは安井くんが締める。

Love-tuneという名前は、いい名前をもらったなと思います。みんなの愛と!俺たちの音楽で!上に向かってこれからも突っ走っていきましょう!」

わたしたちが注ぐ愛に対して、全力で返してくれるLove-tuneは名前の通り愛にあふれたグループだ。「ジャニーズイチ、ライブのうまいグループになりたい」そう言う彼らはわたしたちファンに対して絶大な信頼を持ってくれているからこそだろう。思えば今回のコンサートも、歌ったり踊ったり声を出したり跳ねたりペンライトの色を変えたりタオルを振ったり風船を転がしたりペンライトを置いたり・・・色んなことをしたけれど、そのどれもが「やらされてる感」がなかったのは、Love-tuneが盛り上げ上手の気遣い上手だからなんだろうな。そうやって、双方に上手くなり立てていることが、嬉しくて気持ちいい。Zeppにて決まった単独コンサートも「ほんとにみんなの声のおかげ!」としきりに言ってくれたけれど、それは確実に本人たちのあたたかさと向上心があるからこそだと思った。

「俺たちと、みんなで!Love-tune!」今はそこで銀テープは出ないけれど、「いつか本物降らせるから」って何年か前に安井くんが約束してくれたの、覚えてるよ。あの時叫んだ「ジャニーズJr.!」が今ではグループ名になった。それがどれだけ嬉しいことか。

 

オーラスのWアンコールでは「自分のために」を即興で披露してくれた。その場でチョイスして披露できるのが、バンドってかっこいい。EXシアターにいる全員が全力を出し切って、最後にもう一度名前を呼んで終わりにする、ということに。「みんな声出せる?俺らもマイク置こう!」とマイクを置いて、全員で手をつなぐ。安井くんが周りに目線をゆっくりと動かす。見渡す。そして何度かまばたきをしてぐっと唇に力を入れた。・・・ああ、安井くんってどうして周りを見渡すだけで涙を流させるんだろう?大きな黒目を揺らすようにうるんだ瞳はそれでも涙をこぼすことなく、大きく息を吸ってひと呼吸置いて、それから「俺たちとみんなでー!」と少し枯れた声で叫んだ。わたしも、周りも泣いていた。安井くんのあんな表情、わたしは初めて見た。いとおしそうで幸せそうで、そして彼がそんな表情をすることでこんなにもたくさんの人の心が動かせる。安井くんはどうしたってスーパーアイドルだった。ここまでいろいろなことがあって、たくさん努力してきた人だからこそ、できる表情だった。ステージ上では泣かない、そう決めている安井くんだから、きっとこんなこと書かれたら恥ずかしいだろうけど。それでも、わたしはどうしてもそんな表情を心に留めておきたくて(安井くん風に言うと「心のアルバムにしまっておきたくて」)、少しだけ筆を取らせてね。そんな姿も、最高にカッコよかったです。

 

今までは「ついてきてね」と言っても、まだ不確定な未来へ向けられた言葉だった。でも今回のメンバーの言葉を聞いていると、もう不確定じゃないのがヒシヒシと伝わってきた。みんなが話しているのは、今現在の延長線上にある未来の話だ。それは夢や理想じゃなくて、現実として叶えたいこと。10月の単独コンサートが決まったことと、今回のEXシアターでのファンの盛り上がりを見て、おそらく彼らの自信へとダイレクトにつながったのではないかと思う。2年目でも止まる気なんてさらさらないLove-tuneは、このままの勢いで妥協することなく着実に未来へと突き進んでいる。Jr.祭りからしきりに言っている「未来に連れて行ってやるよ」、この未来はきっと、"今″から続いている未来だ。彼らはきっとどこまでもアイドルで、それでいて革新的に今までの型に嵌らない位置を目指していくんだろう。そう彼ら自身も、ファンにも思わせることのできたコンサートだった。そして、一緒に未来を叶えようとしてくれる。だからわたしたちも、全力で応えたいしそう思わせるだけの希望がLove-tuneにはあった。

さてまずは・・・10月の単独コンサートも、楽しみだよなぁみんな!?そうだーー!!!!

アフタートークショーで見た、安井くんの好きなところ

オフィス3○○『鯨よ!私の手に乗れ』

三婆で共演した渡辺えりさんが作・演出・振付まで務める舞台。そんな舞台のアフタートークショーのゲストに、ジャニーズJr.である安井謙太郎くんは一人で呼ばれた。

 

舞台の感想は語り始めると長くなるけれど、今回のブログの趣旨とは離れてしまうので簡潔に。いい意味で何でもアリの演劇だった。舞台というよりも演劇。えりさんの見たもの感じたことをぎゅっと詰め込み表現したようなそんな作品。歌やダンス、次々と変わるシーンが目まぐるしくもあり楽しい。「認知症について描きたかった。だけど今までシュールな感じで演ってきた私が突然真面目な舞台を作ってもおかしいでしょう?(笑)」そのえりさんの言葉通りの、どこかアングラでシュールで、でも胸に突き刺さるような良い舞台だった。いやー全く簡潔じゃないなこれ。本題へ戻ります。

 

そんな、普段とは全く違う空間に、安井くんはふいに現れて、そして溶け込んだんだ。200席あまりの小さな会場。安井くんのご両親よりもきっと上の世代な客層。

舞台が終わってカーテンコールの後、えりさんの口からそれは発表された。

『この後はアフタートークショーがあります。今日はね、安井謙太郎さんが……三婆で共演した、彼がね、サプライズゲストとして来てくださっています』

このえりさんの言葉の時に、感動した点が2つあった。ひとつは、安井謙太郎の名前が出た時に情報を見て期待と不安を入り交えていたであろう安井くんのファンが、誰ひとり声を上げなかったこと。当たり前だけれど実はとても大切なことだから、こうやって外部の舞台でしっかりとマナーを守れているファンでよかった。

それからもうひとつは、安井謙太郎の名前には引っかからなかった会場が、「三婆で共演した〜」の言葉の後に口々に『あぁ〜!』と反応してくれたこと。三婆の辰夫と、これから出て来る安井謙太郎という青年が会場内のご年配の方々の中で繋がる。これは、安井くんが確実に三婆という舞台を通して爪痕を残してきた証拠だった。そもそもこの場に呼ばれること自体、異例のことだろう。急なオファーだったらしい*1けれど、ジャニーズに全く関係のない舞台のアフタートークショーに現れるジャニーズJr.は前代未聞なんじゃないかな。しかもトークのお相手は大女優渡辺えりさん。わたしは正直、始まる前から涙目になっていた。ああ、本当にそんなことがあるのだろうか?なんて考えていたら、3分ほどの休憩の後にパッとライトアップされた舞台。中央に用意された2つのテーブルとイス、ストロー付きのペットボトル。登場したえりさんに浴びせられる拍手に続くように、安井くんはシアタートラムの舞台に現れた。

 

瞬間、それは異質だった。安井くんの髪色は以前よりもだいぶ明るい茶髪で、黒縁メガネ。真っ黒なライダースに真っ黒なパーカー、その大きめのフードを首元に出して、下は黒い細身のパンツで膝がぱっくりとダメージが入って丸見えになっている。そんな黒ずくめの中、アクセントに大きめのスタッズ付きの白いスニーカー。安井くんらしい服装で、所謂『今時の若者』感満載の格好。すごくかっこよくてかわいくてえっちだけれど(主観)、安井くんがここにいることへの違和感がすごい。なんて、そんなことを思ったのは一瞬だけだったのだけれど。

ぺこぺこ会釈を繰り返しながら笑顔で出てきた安井くんは、客席の方に体を向けながら「はじめましてー。ジャニーズ事務所から来ました、安井謙太郎です!」そうやってにこやかに、爽やかに挨拶をするものだから、ちゃらついたお兄さんから一気に穏やかなお兄さんへ印象が早変わり。もうそこは、安井くんにとって異質な空間ではなくなった。えりさんからの紹介代わりのトークが続く。

(以下、えりさん『』安井くん「」として表記させていただきます)

『なんて言うんだっけ?らぶちゅーん?』

「らぶとぅーんです!あ、僕ジャニーズでLove-tuneていうグループで活動させてもらってるんですけどね(お客さんへ)」

『ああはいはい!とぅーんってどういう意味なの?』

「旋律って意味ですね、あの音楽の」

『なるほどね〜』

「愛の旋律、って意味です!」

『いい名前じゃない!ほら、私見たわよ。YouTubeで、いろいろ』

「あっほんとですか?(YouTubeに少しだけ戸惑う)」

『(三婆を)演っている時は知らなかったから、若手の俳優さんかと思ってたけど、あなた歌も踊りも上手いのね!』

「あはは!ありがとうございます!」

 女優・渡辺えりが、Love-tuneを認識し、YouTubeでいけない動画を観て(笑)、そこで初めて認識したアイドルとしての安井謙太郎を純粋に褒めて下さっていた。それはひどく純粋に嬉しいことだった。だって、安井くんの本業はやっぱりアイドルだから。どこで何を評価されても、やっぱりアイドルとしての安井くんを褒めていただけることが1番嬉しい。だから今回、えりさんと共演したことがアイドルの安井くんにとってもプラスになったということ。Love-tuneという名前を覚えてくださったこと。とてもとても有り難いし、それはきっと安井くんがいい交友関係を築いているからこそなんだろう。会話をし、自分の話もし、そこでLove-tuneの話もして相手に興味を持ってもらえる。それは大女優相手だって変わらない、そんな安井くんが好きだ。

 

その安井くんの会話の姿勢というのは、このトークショーの中でもたっぷりと感じられた。切り返しがうまいのも勿論だけれど、聞く姿勢が素晴らしい。

ここにも書いたように、ナチュラルに相手を褒められる。少し茶化せる。嫌味はなくって、穏やかな優しい話し方をする。背筋がしっかり伸びた綺麗な姿勢でまっすぐ見つめながら、頷いたり相槌もしっかり打つから、聞いてくれているのだな、というのが伝わる。

また、舞台についての感想を求められた時も、具体的なシーンやセリフも指示して自分の意見を伝えるから、きちんと観て感じてくれているのがわかる。その感想にはえりさんも、『ちゃんと観てくれてるのね』と喜んでくれるくらい。

引用している「わあ乙女なえりさんが出てる♡」という発言も、「セリフが歌みたいですよね」『詩的でしょ?』「えりさんってロマンチストなんだなって思いました(笑)」『詩とか結構読んでるからそういうところからね、意外とロマンチストなのよ』の発言を受けての「わあ乙女なえりさんが出てる♡」発言だ。また、「ジャニーさんと気が合うと思う」と説明したりもしていて、『ちょっと今度ジャニーさんと話したいわ』「すっごい話合うと思いますよ!電話します?(舞台袖指さしながら)」と笑いに変えるところもさすがだった。

 

 舞台についての話は、こう続いていく。

「(えりさんの舞台は)学がないと見れないですよね!僕なんて全然〜」

『学なんていいのよ。学なんて大学出てるとかそういうものでしょ?そうじゃなくて、本を読むかだから』

「あ~、でも僕、時計草(劇中に出てくる)知らなかったですよ!皆さん知ってましたよね?!」

(安井くんが客席の方を見て問いかけると、会場の年配の方々も結構手を挙げてくれる)

「ほら~!」

『……15人くらいね』

「あはは!いやけど、本当に知らないことは多くて。終わってすぐ調べましたもんケータイで!」

きちんと観て、感じられているからこその発言だと思った。そうじゃないと、知らなくても過ぎ去ってしまうようなワードだと思うから。「ああ、そういう植物があるんだな」で終わりにできる情報を、調べられる安井くんは自頭が良いと思う。そして何よりも、そのトークの進め方だ。

ジャニーズの現場ではよく見る言動だと思う。特にEXシアターでは、こうやってファンの人たちに話しかける、レスポンスを求める姿をよく見た。けれどそれを、まったくいつもの雰囲気とは違うこの場所でさらりと出来るのは、実はかなり難しいことだと思う。お客さんの層も違えば、自分のことを知っているわけじゃない人が殆どのそんな場で、ゲストという立場でその舞台に立っていたとしても、みんなを巻き込んだトークができる。自分の話をただ受け身でするのではなく、えりさんにもお客さんにも問いかけて明るく反応を求められる。もちろん安井くんのコミュ力もあるだろうけれど、今まで積み重ねてきたMCなどでの話の進め方が身についているからだろう。ホーンテッド・キャンパスの試写会でも思ったけれど、まさかここまでのアウェーでも普段と変わらない自然さで発揮できるなんて。その頭の良さと話しの上手さに感服した。

 

共演するきっかけとなった舞台「三婆」についての話も出る。

こんな和やかな雰囲気だったトークだけれど、意外とやはり、三婆は厳しい現場だったのかなということも伝わってきた。

『最初はやっぱりね、台本持って全然ね、こう棒立ちで』

「そうですね」

『でもどんどんよくなっていった』

「ありがとうございます」

『「朗読劇じゃないんだから!』って言ったわよね私』

「ああ~、はい言われましたね(笑)」

『そういうつもりで言ったんじゃないのよ?でも後でそれで彩乃ちゃん泣いちゃったって聞いて』

「そうですよ、福田さん泣いちゃって……俺がどうしようって困りましたから!」

『そんな厳しくしてないわよね?私」

「いやぁ~……まぁ、そのね、厳しくも優しく……」

やはりきっと、ベテラン陣の中にぽんと入れられることは相当大変だったんだろう。安井くんはそういうことは語らないけれど。彩乃ちゃんが泣いちゃって、狼狽える安井くんがいたということは、なかなかに萌える。トークはまだ続いた。

「だってほら、僕はずっと『現代の喋り方よあなた!』(ものまね)って言われてましたもん(笑)」

『ああそうね、だってほら、どうしても語尾が伸びちゃったりとかそういう今どきの喋り方になっちゃうから。だから石原裕次郎とか小林旭とかのDVD観なさいとか言ったりしてね』

「そうそう、だから俺すぐ借りて観ましたもん。そしたら次には『良くなったじゃない!』って褒めてもらえて(笑)」

『ほんとによくなってたのよ。最後の方にはほんとにおじさんみたいだったものねぇ。三幕とか特に』

「ありがとうございます(笑)」

あ、安井くんのいいとこがまた見えた。と思った。

安井くんはすごく素直だ。言われたことが正しいと思えばそれを正面から受け取って、試すことができる人。だからこそ可愛がられて愛されるし、それをモノにして成長できるんだと思う。あと、わからないことはわからないと言える人。わからなくたって、強がりとかプライドとかで「わからない」と言えない人ってたくさんいる。会話をしていてわからないことが出てきても、なんとなく話を合わせてしまうことって、わたしにも覚えがある。でも安井くんは、「わからない。知らない」をきちんと言える人なんだなと感じた。それは幕開け前に段田安則さんと載った雑誌、STAGE SQUAREでも感じたことなんだけれど。わからない、を聞いて甘えられるということは、成長をする上で大切な部分だし、結構長くなってきた芸能界人生においての謙虚さにも繋がると思う。

えりさんにもよく、「『あなた知らないでしょ!』(ものまね)って言われる(笑)」って言っていたし、トークの中でも「わからないです」「素人質問なんですけど~」と言っている場面がよくあり、それは下手に知ったかぶるよりも等身大の若者代表のような言葉で好感が持てた。あと、時折するえりさんのものまねが、仲の良さを表しているようでとても微笑ましい。可愛がられてる。

 

微笑ましさでひとつどうしても書いておきたいのが、ストローがうまく咥えられなかった安井くんなので、ここにも共有しておきますね(笑)

空間把握能力ない*2ところがこんなところにも出るなんて、そんなヌけてるところが可愛すぎやしませんか……。癒された……。

 

トークを続けていると、えりさんが突然思い出したようにまた褒めてくださった。

『でも本当に踊りうまいよね!独学なんでしょ?バレエとかやってたみたいに姿勢もいい。YouTubeで観てすごいなと思っちゃった』

「いやいやそんな……ジャニーズはみんな独学なんです。レッスンとかないんですよね。リハーサルがあってそこで教わって、次はもう本番。本番までに出来なかったらもう呼ばれなくなる」

『厳しい世界ねぇ……』

「いやでもだから、えりさんに『現代っぽくなってる!』って言われたときに、「よっしゃ!やってやろう!」って思ったんですよね。次までに絶対そうは言わせないようにするぞって」

 安井くんのプライドは、見せないことだ。

見せないというのは何もかもを見せないというわけではなく、「楽しそうで、チャラチャラしててラクそうで、それでいい」というのが安井くんなりのポリシー。それは、こういうところなんだろうなと思った。

努力をしないでここまで来れるわけがない。元々推されているわけでもなければ、事務所に入ったのだって遅い。そんな中で後ろから努力して、実力を身に着けてお仕事を大切にこなしてきたからこそ、今がある。何かやれることはないか、から始めたMCが、今ではラジオのレギュラーにまで繋がった。Love-tuneが出来たことだって、その中心に安井くんがいることだって、安井くんが努力して歌やダンス、見せ方を磨いてきたからだ。そんなことは考えなくたってわかることだけれど、改めて感じさせられた。だって安井くんがどんなコンサートでも舞台でもこなしてくるから、安心してしまっていたよ。そこには努力がある。担当のわたしですら感じきれないそれの片鱗を垣間見た気がした。

話は少し逸れるけれどそれはLove-tuneにも感じていたことで、「頑張っている。苦労している」ということをあまり表に出さないところが好きだ。元々一緒にやっていなかったメンバーも多い中で、大変だった面はたくさんあっただろう。忙しいメンバーも多くて、なかなか揃わなかったりもしただろう。7人になってすぐクリエ、サマステ、えびバック、ドリボ……と続いていく中で困難もたくさんあっただろう。こんなところを頑張ったんだよ、と褒めて欲しい部分もきっとある中で、雑誌ではそんな話は一切しないLove-tuneのプロ意識が好きで、そこには安井くんのプライドも流れていてみんなそれに共感してくれているからなのかなとも思っている。そんなところがまさにアイドルで、すごく好きな部分だ。

遊んでそうとか思われたとしたって、私たちに見せるパフォーマンスの部分で手を抜いていなければ、そこには確実な努力がある。そしてそれこそがアイドルという偶像そのもので、見せないプライドなんだなと思えた。

この話をするときも、苦労話をするのではなく事実を話しているだけで、大変ねと眉を顰めるえりさんにもいつもの様子で笑っていた。安井くんにとってはそれがきっと普通のことで、出来るようになることが当たり前のこと。誇らしいと感じた。心から。

 

『次はいつあるの?』

「次はー……舞台じゃないんですけど、3月にコンサートがあります」

『あらそうなの。どこでやるの?』

横浜アリーナで……」

『行こうかしら。どこにあるのそれは?』

「えっ(笑)いやいやえりさん、横浜アリーナだから横浜です!」

(この後行き方についての件が少し続く)

『いやでもね、感動しちゃうと思う。(三婆を)演っていた時は知らなかったから、歌って踊るの生で見たことないから。かっこいい!ってファンみたいになっちゃったらどうしよう』

「いやいや、それは。俺もかっこいい!ってなってもらわないと困りますんで」

そうやって言い切る安井くんが本当にかっこよくて、どうしようかと思った。

 

「『いつか死ぬんだから、死ぬまで頑張れ』っていう(劇中の)言葉が胸に刺さりました。20代の今聞けてよかったなって」

『どんな人だってどんな生き方してたって、必ずいつかは死ぬんだから。やりたいことを頑張っていた方がいいでしょ?』

真剣な面持ちでそれを聞いている安井くんだから、ついていけると思えたよ。

 

20分余りのトークショーだったけれど、普段は聞けない話が生で聞けた、非常に貴重な時間でした。何より安井くんをもっと好きになれた。こんなに好きなのに、もっと好きになる?!って驚くくらいに。

いつもとは違う環境でも、人当たり良く話せるあたたかさ。

頭の回転の速いトーク力。

色んなことを素直に学べるところ。

交友関係をしっかり繋げているところ。

なかなかジャニーズにはできない体験をしている部分。

愛される力。

見せない努力。

そんな安井くんのいいところを、たくさん感じられた時間だったなと思っています。

 

最後にえりさんが、

『ここに来ている人たちは安井くんのこと知らない人も多いと思うからね』

「そうですね」

『みなさん、安井謙太郎くんを覚えてあげてくださいね』

(うんうん、と頷く会場を見て笑う安井くん)

「ありがとうございます。またどこかで、お会いできたらいいなと思います(ぺこ)」

この会場にいる人たちが、安井くんを覚えたからって何かが変わるわけではないと思う。でも、そうじゃなくて。安井くんがまたひとつ、こうして大きくなれたことを感じられたことが嬉しかった。「またどこかでお会いできたら」そんな返答にもそれが表れている気がして、どうしても涙が滲んだよ。こんな場面に、連れてきてくれてありがとう。まだ先に進もうとしてくれていてありがとう。

捌けるときにこちらにもう一度お辞儀をしてから笑顔でえりさんを振り返ってエスコートする姿が、いつもの安井くんらしくてどこでも変わらないそんな姿が好きだなと思った。

 

本当に、このアフタートークにお声をかけてくれたえりさん、スタッフの皆さまありがとうございました。ちょうど舞台も本日で千秋楽を迎えたということで、おめでとうございます。またきっと、お邪魔させてもらいたいなと思います。

そしてフットワーク軽めにガッツで行った舞台でしたが、本当に聞けてよかったお話しばかりでした。安井くんが好きな方のほとんどが聞けていないことはもったいないと思い書きましたが、主観が長くなってしまって申し訳ありません。少しでも伝わっていましたら幸いです。そして安井くんのことを、もっと好きになってもらえますように。また、メモを取って聞いていたものの、当然ですがレポはニュアンスです。ご承知ください。

*1:大竹しのぶさんのトークショーがあった日らしいので、おそらく1/30。らじらーより

*2:自分発信。よくコケるしぶつかる